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ホンダ・トランザルプ : ミニ英和和英辞書
ホンダ・トランザルプ[らん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)

ホンダ・トランザルプ : ウィキペディア日本語版
ホンダ・トランザルプ[らん]

ホンダ・トランザルプ (Honda TRANSALP) は、1987年本田技研工業から発売されたオートバイ
車名はTRANS-ALPS(アルプス越え)に由来する。

== 概要 ==

アドベンチャーバイクの草分け的存在。オフロード車の方法論でデザインされたツーリングモデルである。
系譜としては1983年のXLV750R (RD01)、1985年のXL600Rファラオ (PHARAOH, PD04) の後継機種である。また日本国外では20年間販売が続くロングセラーモデルで、諸国の事情、規制に合わせ数種類が存在する(例えば、スイス仕様では600ccで27馬力となっている)。両車は共にラリーレイド用にリリースされたが、実際の市場では未舗装路の走破性と高速巡航を両立させたツーリングマシンとして受け入れられた。そこでツーリングマシンとしての性能を追求し、パワーユニットとウィンドプロテクションを向上させたモデルが開発された。
国内で正規に販売された物は1987年型XL600VH(300台限定)、1992年型XL400VN(2460台)、1994年型XL400VR(1413台)のみである。このほかに輸入された600ccモデルが数十台あると言われている。国内販売の不振は、ビッグオフロードという市場での理解と、ロードスポーツ車と比較して最大出力が低かったことが原因とされる。燃料タンクと一体となったフルカウルボディは同社のデザートレーサーNXRに影響を受け、その後のアフリカツインバラデロの元になった。また他メーカーのアドベンチャーバイクにも多大な影響を与えた。
生産は当初国内生産であったが、1996年にイタリア(ホンダイタリア)へ生産移管され、2006年現在ではスペイン(モンテッサホンダ)で生産されている。ヨーロッパのいくつかの国では白バイとして使われている(映画『TAXi』の中でも観ることができる)。
XL650VとXL700Vではホンダ純正部品としてパニアケースセットが用意されている。全モデルでセンタースタンドはオプション扱いであるが、標準的に装着される。
車体色は国内販売されたXL600VHのパールクリスタルホワイト、XL400VNのグランドグリーンメタリック、XL400VRのパールアトランティスブルーの他、逆輸入車種のシルバー、ブラック、レッド等がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホンダ・トランザルプ」の詳細全文を読む




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