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ホーウェル魚雷 : ミニ英和和英辞書
ホーウェル魚雷[ほーうぇるぎょらい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
魚雷 : [ぎょらい]
 【名詞】 1. torpedo 
: [かみなり]
 【名詞】 1. thunder 

ホーウェル魚雷 : ウィキペディア日本語版
ホーウェル魚雷[ほーうぇるぎょらい]

ホーウェル魚雷(Howell Automobile Torpedo)とは、アメリカ海軍によって一定の数が量産された最初の自走式魚雷である。これはホーウェル マークI魚雷と呼ばれた〔。この兵器はアメリカ海軍のジョン・アダムス・ホーウェル少佐によって1870年に考案されたもので、エネルギーを蓄えるために60kgのフライホイールを毎分10,000から12,000回転という超高速で回し、プロペラを駆動させた。
== 設計 ==

複雑なエンジンと燃料系統を搭載しないという理由から、ホーウェル魚雷は主な競争相手であるホワイトヘッド魚雷よりも製造が容易で安価だった。加えて、ホワイトヘッド魚雷との相違としてホーウェル魚雷は無航跡であり、魚雷を発射した艦艇の位置を暴露することがなかった。ただしこの兵器のフライホイールは極めて騒々しかった。またフライホイールを完全に回転させるための蒸気タービンを必要とした。同時代のホワイトヘッド魚雷とのさらなる相違は、ホーウェル魚雷がフライホイールのジャイロ効果により直線を維持して走ったことである。片側から一つの波が来ると、ホワイトヘッド魚雷は進路が逸れる、というよりもロールを起こす傾向があった。このロールは容易に舵によって修正できた。深度の調整は振り子によって制御され、先駆者であるロバート・ホワイトヘッドの企業秘密となっていた。ホーウェル魚雷はジャイロ効果を用いた最初の魚雷で、これはホーウェルが特許を保有した。1895年、方向安定性を改善しようと試みた際、ホワイトヘッドはルートヴィヒ・オプリーの設計を採用したジャイロスコープを搭載し、これについてホーウェルは特許権侵害訴訟を行った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホーウェル魚雷」の詳細全文を読む




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