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ホースニュース馬 : ミニ英和和英辞書
ホースニュース馬[うま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [うま]
 【名詞】 1. (1) horse 2. (2) promoted bishop (shogi) 

ホースニュース馬 ( リダイレクト:ホースニュース・馬 ) : ウィキペディア日本語版
ホースニュース・馬[ほーすにゅーす うま]

ホースニュース・馬』(ホースニュース・うま)とは、株式会社ホースニュースが発行していた競馬専門紙
== 概要 ==
創刊は1945年(会社設立は1947年9月)。東京に本社を置き、札幌に支社、美浦と栗東に支局を持っていた。(そのため、一時期テレビCMのキャッチコピーが『全国ネットを誇る』となっていた)
専属評論家・井崎脩五郎をはじめ丹下日出夫津田照之辻三蔵ヒロ高島吉岡司ら解説陣による予想コラムを掲載していた。かつては大川慶次郎阿部幸太郎大坪元雄や笹川忠らも所属していた。大川や井崎と言う、日本を代表する競馬評論家が在籍していたこともあり、特に関東地区でのテレビ・ラジオ競馬中継において所属トラックマンが廃刊直前まで解説者として多数出演していた。
1990年代には当時の看板予想家である井崎と阿部の2人が出演したテレビCMが井崎がレギュラー解説者を務める『スーパー競馬』や阿部がレギュラー解説者を務める『中央競馬ワイド中継』、『中央競馬ハイライト』(土曜のみ)で流れていた。この2人が出演するCMはいくつかのバージョンがあったが、キャッチコピーは共通で「Are You Happy?」であり、2人のキャラクターに合わせたコミカルなCMとなっていた。しかし、2000年代になってからはこれらのCMは放映されなくなった。
競馬新聞では競馬エイトと並んでフジテレビと縁が深かった。『うまなりクン』や『みんなのケイバ』などで競馬新聞の特集を組んだ際、取り上げられたのはフジサンケイグループの競馬エイトではなく、系列外の本紙であった。フジテレビ系列の北海道文化放送とも非常に関係が強かった。
2008年2月19日、同社ホームページにて「競馬専門紙『馬』の発行を全て休止する」旨の告知がなされた。これに伴い中央版は2008年2月17日付、ばんえい版は2月18日付、南関東版は2月19日付をもって休刊(ホッカイドウ競馬版は2007年11月13日付が最終発行)となった。休刊決定後、津田は競馬エイト専属評論家に、丹下は毎日新聞に所属して本紙予想担当に、井崎、辻はフリーの競馬評論家にそれぞれ転向した。雑誌『競馬最強の法則』2008年4月号によると、発行母体の「株式会社ホースニュース」は今後清算される見通しで、各専門紙もこのまま廃刊となる見込み。
部数低迷の原因については、渡辺敬一郎著『日本競馬 闇の戦後史』には、井崎や阿部らのテレビ出演時に見せる軽薄なキャラクターがベテラン競馬ファンから嫌われたのが原因であると書かれている。またそれ以外にも、他紙に比べて電算写植の導入が遅れた(『ホースニュース・馬』が全面電算写植に移行したのは1997年)ことが原因で、1990年代以降ページ増や紙面カラー化等の面で他紙に見劣りするようになった点も須田鷹雄などが指摘している〔『最重要ウマ問題裏議事録』(井崎脩五郎・須田鷹雄著、ザ・マサダ、2000年)p.179〕。
専属記者で内部事情に精通していた丹下は、休刊の理由について「会社はオグリブームの利益を、設備投資ではなく、ホテル買収などの不動産投資やら何やらにあて、世の中の流れと同調するかのように、バブルの崩壊とともに会社も沈没。」と自身のブログに記している。実際、東京都豊島区東池袋に存在した本社社屋は1963年建築の木造のまま老朽化が進行し、井崎が当時レギュラー出演していたラジオ番組「梶原しげるの本気でDONDON」では輪転機漏電ブレーカーがしばしば作動するという有様をトークのネタにしていた。後日、同番組で電気設備の専門家を呼んで視察したところ「(老朽化した建物と電気工事が)ここまでひどいのは見たことがない」と嘆かせたほどで、紙面刷新など及びもつかない状態であったことが推察される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホースニュース・馬」の詳細全文を読む




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