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『VOICE CREW』(ボイスクルー)は、1997年4月6日から2011年3月27日まで、NACK5をキー局として放送されたラジオ番組(アニラジ)。略称は「ボイクル」。 == 概要 == 開始当初は『VOICE CREW SONG ANALIST』(ボイスクルー ソングアナリスト)というタイトルだったが、半年後に『VOICE CREW』に変更された。2007年4月に放送10周年、2010年9月には通算700回を超えるなど、アニラジの分野における長寿番組の1つとなったが、2011年春の改編をもって14年の歴史に幕を下ろした。全729回。 アーツビジョン(アーツ)付属の声優養成所である日本ナレーション演技研究所(日ナレ)による単独提供で、当番組で流れるCMには日ナレ出身の椎名へきると鳥海浩輔が出演していた。2007年に発覚した、当時アーツ・アイムエンタープライズ(アイム)・日ナレの代表取締役だった松田咲實の不祥事の際は、約2ヶ月間(2007年6月3日 - 7月29日放送分。中国放送では6月3日放送分は放送自体なし)CM自粛の措置が取られ、8月5日放送分からCM放送が再開された(CM自体はBGMを含め新録、出演は旧CMと同じく椎名と鳥海)。 パーソナリティは、原則として日ナレ出身でアーツまたはアイムに所属する声優2名が務めた。組み合わせは男女各1名が最も多く(14組)、次いで女性2名(7組)、男性2名(1組)となる。中原新・河原木志穂・高橋美佳子は日ナレ出身ではないが、以前在籍していたミューラス(2001年解散)がアーツと業務提携していた関係からか例外的に選抜された。また、森久保祥太郎は日ナレ出身でもなければアーツ・アイム所属でもない(アイム関連事務所のヴィムス所属)。パーソナリティの任期は6ヶ月だが、5代目と9代目は例外的に1年間務めた。なお19代目以降は4組連続で任期が延長され、実質的に1年任期となっていた。 ゲストも番組の性質上、アーツまたはアイム所属声優が多い。また新パーソナリティ就任後は、その初月最終週付近で前代パーソナリティがゲスト出演(例えば22代目の場合、2010年4月18日放送分に21代目の梶裕貴・本多陽子が出演)するのが恒例となっていた。 放送局は当初NACK5のみだったが、2001年4月のラジオ関西(AM KOBE)を皮切りにネット局が増え、番組終了時は8局(すべてAM局)でネットされた。ラジオ日本で放送が開始されたことにより、関東広域圏では2回聴取することが可能な地域も現れた〔NACK5は埼玉県、ラジオ日本は神奈川県の県域局の位置付けであるため、どちらか一方もしくは双方のスピルオーバーを聴取していたことになる。〕。 1999年4月からはFAXサービス(2006年9月24日放送分をもって終了)、2000年4月からは@nifty AnimeFan内の公式サイトにてインターネットラジオおよびラジオ未放送のインターネットムービーの配信を開始。ただし地上波放送から2週間遅れて配信される上に、著作権使用料等の問題から地上波版で流れるBGMや楽曲が丸々カットされており(これは他番組でも同様の例が少なくない)、オープニングジングルなしでいきなりパーソナリティの挨拶から始まったり、曲紹介の直後にトークが再開するなど不自然な構成となっていた。また、テレフォンイルースという電話の伝言機能を使ったコーナーを小森まなみの番組と一緒にやっていた時期もあった(同じ収録スタジオを使用していたためと言われる)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「VOICE CREW」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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