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ボーイズ対戦車ライフル(ボーイズたいせんしゃライフル )は1937年にイギリス軍が採用したボルトアクション方式・5連発の対戦車ライフルである。 脱着可能な箱型弾倉を用いて銃上部から給弾する。全長1.575m、銃身長0.91m、重量は16kgと通常の小銃に比べると遥かに大きく重たい。一般的にはボーイズ対戦車ライフルと呼ばれるが、制式名称はRifle,Anti-tank,.55in,Boysである。 使用する弾薬は.55口径(13.9mm)弾で、薬莢底部が肉厚になっているベルティッドと呼ばれる、軍用弾ではあまり見られない薬莢形状の弾薬を用いる。衝撃緩衝装置が付けられたバイポッドと、銃口部にマズルブレーキを備え、さらに射撃時には銃身部全体が25mmほど後座して反動を受ける構造を持っていた。結果として.55弾の強烈な反動をかなり抑えているが、それでも射手に首や肩の痛みをもたらした。 通常の小銃と比較すると破壊力と貫通力があったので掩蔽壕や機銃座、非装甲車両などに対しても用いられ、ユニバーサル・キャリアにブレンガンの代わりに載せて限定的な対戦車能力を付する物もあった。 == バリエーション == 主に初期型のMK Iと後期型のMK IIの二種類があり、外見と使用する弾薬が異なる。異なる点を以下にまとめた。 *MK I (初期型) - T字型バイポッドと円形のマズルブレーキを備え、60gの徹甲弾を初速747m/sで発射する。 *MK II (後期型) - V字型バイポッドと長方形のマズルブレーキを備え、47.6gの徹甲弾を初速884m/sで発射する。 なお、徹甲弾はタングステン弾芯であった(貫通力の向上を狙い、初速945m/sで撃ち出すHVAP弾も開発されていたようである)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボーイズ対戦車ライフル」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Boys anti-tank rifle 」があります。 スポンサード リンク
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