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ボウイナイフ(Bowie knife)は、ナイフの一種で、刃長20-30cmのクリップポイント、しっかりしたダブルヒルトを持った大型のシースナイフ(鞘付きナイフ)。 == 概要 == 西部開拓時代に武器と作業用の道具を兼ねて盛んに使われた。正確な定義は大型のダガータイプを含め諸説がある。 ハンティング・ナイフの原型であり、元はヨーロッパで使われていたブッチャー・ナイフ(屠殺用ナイフ)を改造したものが始まりだといわれている。西部開拓時代の英雄、アーカンソー州の開拓者でディビー・クロケットらと共にアラモに散ったジェームズ・ボウイ(ジム・ボウイ)が、決闘やバッファロー狩りに愛用していたことからボウイナイフと呼ばれるようになった。 現在のフィールド(原野)まして街中では実用性はほとんどないが、米国のフロンティアスピリットを体現する工芸品としての側面を持ち、アメリカでは今も盛んにカスタムナイフビルダーと呼ばれるナイフ専門の刃物職人から大量生産の製品に至るまで幅広く製造されており、フィールドナイフの定番として代表的なメーカーにおいて「ボウイナイフ」のカテゴリーは必ずと言って良いほど存在し、実用を想定したものからコレクターズアイテムないしインテリア用品として広く愛用されている。 大振りで見栄えが良いため、ハリウッド映画を代表するフィクション作品にも数多く登場する。『ランボー』などのよく知られたアクション作品にも登場し、その一方では映画や歴史的な記念の意味合いを付与されたモデル(いわゆるコレクターズナイフとよばれる蒐集対象に据えられる製品群)などが発売されている〔『ナイフ・マガジン』1992年6月特大号「世界のファクトリーナイフ2179本大カタログ」(ワールドフォトプレス)参照。 たとえば米ファクトリーナイフメーカーのAL-MARがジョージ・H・W・ブッシュ大統領にフロンティアスピリッツを象徴するナイフとしてボウイナイフを贈呈した記念の製品として「プレジデント・メモリアルボウイ」という製品がリリースされている(同P.10)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボウイナイフ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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