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ボストチヌイ宇宙基地(ボストチヌイうちゅうきち、、)とはロシアが極東ロシアに建設中の宇宙ロケットの発射場である。 == 概要 == ソユーズ2ロケットとアンガラ・ロケットの2つの射点が建設される〔Russia to launch manned spacecraft from new site in 2018 - RIA Novosti 2007/11/21 15:12〕〔Russia Plans to Spend $22M on Soyuz-2 Launch Pad - RIA Novosti 2013/10/26〕。アムール州のウグレゴルスクの南、スヴォボードヌイの北にあるスヴォボードヌイ宇宙基地跡地に位置している。この場所にはバム鉄道や、チタ=ハバロフスク間のM58国道が走っており、太平洋側からの輸送にも便利である。 ソビエト連邦崩壊後、バイコヌール宇宙基地がカザフスタンの領域となったため、ロシアは毎年1億1500万ドルの使用料をカザフスタンに支払い使用してきた。しかし近年プロトンロケットの打ち上げ失敗等から風当たりが強くなり、また、ロシアの自立性をより高めるため、スヴォボードヌイ宇宙基地(財政難のため2007年に廃止された)の跡地にボストチヌイ宇宙基地の建設が決定された。ボストチヌイはロシアのロケットの打上げの45%を担当する予定で、2020年からは有人打上げはすべてこちらに移行する予定で、バイコヌールからの打ち上げ比率は、65%から11%にまで下がる予定。 この宇宙基地には、ロシアの技術者が建設・運営に関わっているギアナ宇宙センターのソユーズ発射台(ELS)および韓国の羅老宇宙センターの経験が生かされる。また費用削減のためにバイコヌール宇宙基地にあるような防衛用の軍事施設は建設されない。 当初、最初の無人ロケット打ち上げが2015年、有人宇宙船打上げが2018年に行われ、同宇宙基地が完全に完成するのは2018年となる予定であったが、予算配分をめぐる対立から着工の遅れが報じられたこともあった。 2015年4月6日、建設会社からの給料の支払いが滞っていることを理由に労働者がストライキを起こしていることが報じられた。約200名の労働者に対して4ヶ月以上に亘り給料が支払われておらず、4月4日から100名を超える労働者が職場を放棄、26名がハンガーストライキをする事態に陥った〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボストチヌイ宇宙基地」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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