|
『牡丹と薔薇』(ぼたんとばら)は、東海テレビの制作により、フジテレビ系列で、2004年1月5日から3月26日まで放送された昼のテレビドラマである。全60回。 本項では2015年11月30日から2016年1月29日まで同じ昼ドラ枠で放送された『新・牡丹と薔薇』(しん ぼたんとばら)についても記述する。 == 概要 == *数奇な運命に翻弄され苛酷な人生を歩む姉妹・牡丹(ぼたん・真世/大河内奈々子)と薔薇(香世/小沢真珠)の、34年に及ぶ壮大な愛と狂気の物語。東海テレビ昼ドラお得意の「ドロドロ愛憎劇」の究極とも言える作品。「役立たずのブタ!」、「パパ嫌、パパイヤよ」などの濃いセリフやジェットコースターのようなめまぐるしいストーリー展開で「ボタバラ旋風」を巻き起こし、番組終了後も根強い人気を誇る。 *母・鏡子(川上麻衣子)が2カラットダイヤ付きタイピンを「おいしい、おいしい!」と飲み込み、さらに「出すときは子供を産むのと同じぐらい辛い思いをしたの」と不敵な笑みを湛えるシーンや、香世がぼたんと浮気をする清原由岐雄(西村和彦)へ牛皮財布にグレイビーソースをかけた珍料理財布ステーキを出すシーンが、特に衝撃を与えた。珍料理は2002年の同じく中島丈博脚本『真珠夫人』でも“たわしコロッケ”が登場しているが、中島脚本による次回作『偽りの花園』でもどんな珍料理が登場するか話題になった。 *2004年4月14日には『クイズ!ヘキサゴン・牡丹と薔薇スペシャルバトル』が放送され、レギュラー陣6人が出演している。同年7月にはDVD-BOXが発売された。 *2007年1月15日から中国CCTV8チャンネルで『牡丹與玫瑰』のタイトルで、毎日22:00から放送されたが、現地中国では「CCTVは公の場で謝罪しろ」など反発が相次いだ。特に姉妹間のレズビアンシーン、暴力シーンが反発を呼んだ(参照:中國中央電視台・牡丹與玫瑰事件)。 *2011年1月から、BSフジ「昼ドラ名作選」(平日15:00からの1時間枠)で毎回2話づつ放送されている。 *2011年7月4日からは、系列外の北陸朝日放送(テレビ朝日系列)でも放送されている。 *2011年11月にはサンセイR&Dよりパチンコ「CR牡丹と薔薇」を発表、翌2012年1月から稼動した。本機種向けの新規収録ムービーも演出に加えられた。東海テレビ昼ドラマとしては初のパチンコ化された作品となった。2012年1月からタイアップとして深夜枠で東海テレビで4話ずつ再放送されていた。 *2014年10月6日から12月26日まで、Dlife(月曜-金曜:11時00分-11時30分)でも放送された。 *『新・牡丹と薔薇』の第1・2話には、2004年版のヒロインでもある大河内奈々子と小沢真珠、清原由岐雄役の西村和彦が看護師と産婦人科医役で登場。 *2015年12月29日放送の第22話には、2004年版でヒロイン2人の父親・野島(是沢)豊樹役の神保悟志が貸金融業社長役で登場。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「牡丹と薔薇」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|