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ボッチャ(Boccia)とは、障害者、とりわけ脳性麻痺などにより、運動能力に障害がある競技者向けに考案された障害者スポーツである。パラリンピックの公式種目となっており、全世界で40カ国以上に普及している。なお、ボッチャとはイタリア語でボールのことである。 == 概要 == ボッチャはヨーロッパが発祥とされ、ペタンクやローン・ボウリングから発展したとされるが、類似のゲームは世界各地に存在し、はっきりしない〔公益社団法人日本ペタンク・ブール協会 ペタンクの概要・歴史 〕。日本に取り入れられたのはレクリエーション的用途であり、養護学校教員であった古賀稔啓(前日本ボッチャ協会理事長)がヨーロッパでの脳性麻痺患者の国際大会出席時に、ボッチャに出合い、授業に取り入れようと持ち帰ったのが最初と言われている〔Paraphoto : 国際障害者スポーツ写真連絡協議会 - 2008年07月10日 10年かかった、パラリンピック初出場。日本ボッチャ協会常務理事、渡辺美佐子さんインタビュー 〕。その後1997年に日本ボッチャ協会が設立され、国際ルール〔BISFedルール2013日本語版 〕を紹介、全国的に広まっていくこととなった。 2014年4月1日、一般社団法人 日本ユニバーサルボッチャ連盟が設立された。 障害によりボールを直接投げることができなくても、ランプス(勾配具) 〔 ランプスとは、樋のようにボールを一方向に転がすことのできるもので作成されたスロープのこと。ボールを勾配のある場所に置けば、重力によって勝手に転がってゆくことを利用する、ボールを打ち出すための装置である。選手の膝の上で使用するものや、自立式のものなど、様々なタイプのランプスが存在する。スロープの方向を変えることでボールを打ち出す方向を変えられる。また、スロープ上に置くボールの初期位置(地面からの高さ)を変えれば、ランプスから転がり出た時のボールの速度が変わるので、ボールを転がす距離の調整も可能である。 〕 やヘッドポインタ 〔 ヘッドポインタとは、ヘッドバンドにランプス上のボールを抑える棒がついた器具。脳性麻痺であっても、首から上は比較的自由に動かせる場合があり、そのためにこれが使用される。 〕 などの補助具を用いての競技参加も可能である。また、それらが困難な場合であっても、意思伝達が可能であれば介助者による補助具や車椅子移動の補助は許されているため、それにより狙いをつけての投球が可能であれば競技への参加ができる 〔 ただし、競技においては意思を伝えるのに時間制限が存在する。脳性麻痺患者には言語障害が存在する場合があるものの、この時間制限は緩和されない。 〕 。 使われるボールは、中は硬質の素材だが表面は柔らかな素材で包まれており、表面が少々つまめるほど柔らかで、あまり転がらず弾まない。 個人、ペアないしは3人1組のチームで行い、男女の区別はない。パラリンピックなどの国際大会ではBC1~BC4のクラスに別れて行われる。国際大会は無いが、これらに該当しない者のオープンクラス(車椅子と立位)もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボッチャ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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