|
ボブスレー()は、独特な形状と機構を持つ専用のそりに乗って、氷が張ったコースを滑走、タイムを競う競技で、ウィンタースポーツの一つ。最高速度は130km/h - 140km/hに達し、「氷上のF1」と呼ばれる。 == 概要 == オリンピックでは1924年の第1回シャモニー・モンブラン冬季大会から正式競技として行われている。 競技は1台ずつで行われる。選手は呼吸を合わせながらそりを押して走り、加速をつけて素早く乗り込む(押す距離は約50〜60m)。この時、1人でも乗り込めなかったら失格になる。あとはドライバーがハンドルを操作、残りの選手は空気抵抗が少なくなるよう頭を下げ、約1300mの曲がりくねったコースを滑降、タイムを計る。スタートダッシュでどれだけ加速できるかが、勝負を大きく左右する〔http://mblf.ycaweb.jp/bobsyokai.htm〕。また、選手の技術だけでなく、そりの性能の差も勝敗の鍵を握ると言われる〔http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2010/feature/kagaku/ka20100221_01.htm〕。そり本体と選手の体重を合わせた合計重量には制限があり、男子2人乗りは390kg、男子4人乗りは630kg、女子2人乗りは340kgとなっている。競技は2日間に4回滑り、順位を決める。 日本国内でボブスレーの競技が可能な施設は長野県長野市の「スパイラル」(長野市ボブスレー・リュージュパーク)の1か所のみとなっている。また、1999年、2003年には札幌市のフッズスノーエリア藤野コースで、ボブスレーの試走も行われた〔藤野コースは、札幌オリンピックのリュージュ練習用コースとして作られた。〕〔http://sky.geocities.jp/j18yasu/bun/004.htm〕〔(当時のゴール写真) 〕。 藤野コースの全長は1000m強だが、ボブスレー目的で使用しているのは500m程度である。したがって国際大会などには使えず、国内大会や練習の目的で使われている〔http://sattaikyo.com/kyougi/bobsledding.html〕。なお札幌五輪で使用された手稲山ボブスレーコースは、2000年1月に閉鎖されている〔http://www.youtube.com/watch?v=75XTQ3ltTLM&feature=player_embedded〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボブスレー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|