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ボリス・ブラッハー : ミニ英和和英辞書
ボリス・ブラッハー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ボリス・ブラッハー : ウィキペディア日本語版
ボリス・ブラッハー[ちょうおん]

ボリス・ブラッハーBoris Blacher, 1903年1月19日(旧暦1月6日) - 1975年1月30日)は、ドイツ現代音楽作曲家。息子にはヴァイオリニストコーリャ・ブラッハー1963年 - )が、娘には女優タチアナ・ブラッハー1956年 - )がいる。
父親はエストニア出身のバルト・ドイツ人中国満州(現在の中国東北部)の牛荘(現在の営口)に生まれる。1919年ハルビンへ移り、1922年に学校を卒業するとベルリンへ渡り、数学と建築を学んだ後、作曲家へ転じた。
「パガニーニの主題による変奏曲」ではジャズ風な新古典主義の枠内であったが、やがて前衛の時代以後は「可変拍子」と呼ばれる独自のリズム技法を世に問う。システマティックに拍子が変わるという点は、バルトークのメトリックからの応用であったが、トータル・セリエリズムの台頭とともに完全に駆逐されてしまい、表舞台から姿を消す。
その後も、前衛の時代から生まれるイディオムにはオープンな姿勢を見せ、意味のないリブレットで作曲される「抽象オペラ第1番」や、ハ長調の音階を皮肉った冒頭が印象的な「24の前奏曲」など、創作は晩年まで続けている。
現在では石井眞木甲斐説宗吉崎清富クラウス・フーバーユン・イサンヘルベルト・ケーゲルカレヴィ・アホギーゼラー・クレーベアリベルト・ライマンゴットフリート・フォン・アイネムルドルフ・ケテルボーンパウル・グタマ・スギヨ、などの師として記憶されることが多い。
著書に「作曲家と演奏家のための対位法」ほか。
== 文献 ==

* Heribert Henrich, Thomas Eickhoff: ''Boris Blacher''. Hofheim, 2003. ISBN 3-936000-20-4
* Heribert Henrich u. a.: ''Boris Blacher 1903–1975. Dokumente zu Leben und Werk''. Berlin 1993, ISBN 3-89487-171-7
* Jürgen Hunkemöller: ''Boris Blacher, der Jazz-Komponist''. Frankfurt/M. 1998, ISBN 3-631-31925-8
* Stephan Mösch: ''Der gebrauchte Text. Studien zu den Libretti Boris Blachers''. Stuttgart, Weimar 2002, ISBN 3-476-45305-7
* Hannes Reinhardt (Hg.): ''Das Selbstportrait''. Hamburg 1967; darin: Boris Blacher ''Ein Selbstportrait'', S. 15-31.
* Hanns Heinz Stuckenschmidt: ''Boris Blacher''. Berlin 1985, ISBN 3-7931-1391-4




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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