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ボリビア多民族国(ボリビアたみんぞくこく)、通称ボリビアは、南アメリカの共和制国家。国の面積はアメリカ大陸では8番目に、ラテンアメリカでは6番目に、世界的には27番目に大きい国である。日本の約3.3倍の広さである。かつてはより広大な国土面積を有し太平洋沿岸部にも領土があったが、周辺国との戦争に負け続けたために現在では最大時の半分ほどになってしまった。北と東をブラジル、南をアルゼンチン、南東をパラグアイ、南西をチリ、北西をペルーに囲まれた内陸国である。南半球にあり、晴れていれば南十字星が見える〔眞鍋周三編著 『ボリビアを知るための73章 【第2版】 』 明石書店 <エリア・スタディーズ 54> 2013年 20ページ〕。 憲法上の首都はスクレだが、議会をはじめとした政府主要機関はラパスにある。世界最高高度にある首都である〔。 かつて「黄金の玉座に座る乞食」と形容されたように豊かな天然資源を持つにも関わらず貧しい状態が続いており、現在もラテンアメリカ最貧国の一つである。 == 国名 == 公用語による正式名称は、スペイン語で 〔〕。公式のケチュア語表記は Bulibiya Suyu, 公式のアイマラ語表記は Buliwya である。通称は 。 2009年3月18日に、それまでの(ボリビア共和国)から現国名へ変更した。 公式の英語表記は 。通称は となっている。 日本語の表記は、ボリビア多民族国。通称は、ボリビア。現地公用語であるスペイン語の発音ではbとvの区別が基本的には存在しないが、英語読みでカタカナ表記を使ってボリヴィアとも表記される。また公式ではないが、漢字表記としては、「暮利比亜」「保里備屋」「玻里非」「波力斐」などが使われる。漢字一文字の略称では「暮国」が使われることが多い。 独立前はアルト・ペルー(上ペルー、高地ペルー)と呼ばれていたが、独立に際してラテンアメリカの解放者として知られるシモン・ボリバル将軍と、アントニオ・ホセ・デ・スクレ将軍に解放されたことを称えて、国名をボリビア、首都名をスクレ(旧チャルカス)と定めた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボリビア」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bolivia 」があります。 スポンサード リンク
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