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(n) Boltzmann's constant =========================== ・ ボルツマン : [ぼるつまん] (n) Boltzmann, (n) Boltzmann ・ ボルツマン定数 : [ぼるつまんていすう] (n) Boltzmann's constant ・ 定数 : [ていすう] 【名詞】 1. constant ・ 数 : [すう, かず] 1. (n,n-suf) number 2. figure
ボルツマン定数(ボルツマンていすう、)は、統計力学において、状態数とエントロピーを関係付ける物理定数である。統計力学の分野において重要な貢献をしたオーストリアの物理学者ルートヴィッヒ・ボルツマンにちなんで名付けられた。 通常は記号 が用いられる。特にの頭文字を添えて で表されることもある。 ボルツマンの原理において、エントロピーは定まったエネルギー(及び物質量や体積などの状態量)の下で取りうる状態の数 の対数に比例する。これを と書いたときの比例係数 がボルツマン定数である。 従って、ボルツマン定数はエントロピーの次元を持ち、熱力学温度をエネルギーに関係付ける定数として位置付けられる。国際単位系(SI)における単位はジュール毎ケルビン(記号: J K)が用いられる。 2018年に予定されている新しいSIの定義においては、ボルツマン定数をケルビンの定義に用いることが提案されている。新しいSIの定義ではボルツマン定数の値は不確かさを持たず、その値は正確に = 又はこれの修正値〔新しいSI冊子(第9版)の提案 Draft Chapters 1, 2 and 3 of the 9th SI Brochure(Draft dated 16 December 2013) , p.10/29の右側欄外の囲み注記 〕として定義されることになる。 == 値 == ボルツマン定数の値は である(2014 CODATA推奨値〔CODATA Value〕〔CODATA Value〕)。 また、ボルツマン定数をプランク定数や光速度で換算した量は である〔CODATA Value〕〔CODATA Value〕。 ボルツマン定数の値は熱力学温度の定義とケルビンの定義から決定されるため、原理的には定義定数である。しかし、ボルツマン定数を基本原理から求めることはあまりに複雑すぎるためにまだ達成できておらず、実験的に決定された値が用いられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボルツマン定数」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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