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ボルネオール : ミニ英和和英辞書
ボルネオール[ちょうおん]
borneol
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: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ボルネオール : ウィキペディア日本語版
ボルネオール[ちょうおん]

ボルネオール (borneol) は竜脳ボルネオショウノウとも呼ばれる二環式モノテルペン。化学式は C10H18O、分子量は 154.14。香りは樟脳に類似しているが揮発性がそれに比べると乏しい。骨格が樟脳と等しく、樟脳を還元することによってボルネオールを得ることができる。光学異性体が存在し、(−)体("''d''-ボルネオール"、図)は竜脳樹(''Dryobalanops aromatica'')やラベンダーに、(+)体はタカサゴギク等に含まれる。
歴史的には紀元前後にインド人が、67世紀には中国人がマレースマトラとの交易で、天然カンフォルの取引を行っていたという。竜脳樹はスマトラ島北西部のバルス(ファンスル)とマレー半島南東のチューマ島に産した。香気は樟脳に勝り価格も高く、樟脳は竜脳の代用品的な地位だったという。その後イスラム商人も加わって、大航海時代前から香料貿易の重要な商品であった。アラビア人は香りのほか冷気を楽しみ、葡萄の実・ザクロなどの果物に混ぜ、水で冷やして食したようである。
== 参考文献 ==

* Merck Index 13th ed., 1328.
* 山田憲太郎著 『香料の歴史』 紀伊國屋書店、1994年、ISBN 4-314-00654-4。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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ボルネオール : 部分一致検索
ボルネオール[ちょうおん]
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「 ボルネオール 」を含む部分一致用語の検索リンク( 3 件 )
d-ボルネオール
n-ボルネオール
ボルネオール



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