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ボルボ・アステローペ : ミニ英和和英辞書
ボルボ・アステローペ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

テロ : [てろ]
 【名詞】 1. (abbr) terror 2. terrorism 3. (P), (n) (abbr) terror/terrorism
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ボルボ・アステローペ : ウィキペディア日本語版
ボルボ・アステローペ[ちょうおん]

アステローペ(''Asterope'' )は富士重工業が企画し、ボルボ社からセンターアンダーフロアエンジンシャシーを輸入し車体を架装したバスである。1987年から2001年まで製造。
== 概要 ==
シャーシーはB10M国際科学技術博覧会(科学万博)シャトルバスや京成バス連節バスと同じ物を用いている。エンジンがホイールベース間にあるセンターアンダーフロア(ミッドシップ)構造のため、リアオーバーハング部分の空間に余裕があり、この部分を2階建て構造にしており、トランクや吹き抜け構造にすることが可能となっている。多くの事業主ではこの1階部分をサロンルームとしていた。また、この構造を「セミダブルスーパーハイデッカー(SSD)」と呼称する例もあり、当初からワンマン運行が可能であった。ごく少数ではあるが、「スーパーハイデッカー(SHD)」仕様の車もある。車名の「アステローペ」はボルボの商標ではなく、富士重工の商標である〔バスマガジン20号 - ボルボ・アステローペのすべて〕。
日本の観光バスとしては珍しくトランスミッションATドイツZF製)を採用している。後にMT車も出来、ごく少数存在する。またエンジンはこの時期の国産観光バスが17リットル-20リットル級のV型8気筒エンジンが主流だったのに対し、排気量約10リットルの直列6気筒ターボ付きエンジン・THD102KE型(320PS)を搭載、他車に比べて燃費が良好で高速道路を長時間走る用途に向いていたため、1990年代に入ると高速バスで使用される例が増えた。1997年からのKC-車は従来と同排気量で出力を向上したDH10型(344PS)エンジンを搭載している。しかし1999年度(平成11年度)排出ガス規制に適合できないため、2001年5月で輸入・生産が打ち切られた。
その後、尿素を用いたユーロ5適合の新エンジンの発表がされたことから、輸入再開への動きも見られる。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ボルボ・アステローペ」の詳細全文を読む




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