翻訳と辞書 Words near each other ・ ボルマトリクス ・ ボルマリ・イソ・ホロ ・ ボルマリ・イソ＝ホロ ・ ボルマン ・ ボルミオ ・ ボルミダ ・ ボルン ・ ボルン-オッペンハイマー近似 ・ ボルン-ハーバーサイクル ・ ボルン=フォン・カルマン境界条件 ・ ボルンの確率規則 ・ ボルンの確率解釈 ・ ボルンの規則 ・ ボルンオッペンハイマー近似 ・ ボルンガルヴィーク ・ ボルンホルム ・ ボルンホルムスガッテト海峡 ・ ボルンホルム島 ・ ボルン・オッペンハイマー近似 ・ ボルン・ハーバーサイクル Dictionary Lists mini英和辞書 mini和英辞書 Webster 1913 Latin-English FOLDOC Wikipedia English ウィキペディア

翻訳と辞書　辞書検索 [ 開発暫定版 ] スポンサード リンク ボルンの確率規則 ： ミニ英和和英辞書 ボルンの確率規則[きそく] ===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 確 ： [たしか] 　 1. (adj-na,adv,exp,n) certain　2. sure　3. definite　4. if I'm not mistaken　5. if I remember correctly ・ 確率 ： [かくりつ] 　【名詞】 1. probability　 ・ 規則 ： [きそく] 　【名詞】 1. rules　2. regulations　3. conventions　 ボルンの確率規則 （ リダイレクト：ボルンの規則 ） ： ウィキペディア日本語版 ボルンの規則[ぼるんのきそく] ボルンの規則（ボルンのきそく）は、量子力学の法則で、量子系についてある物理量（オブザーバブル）の測定をしたとき、ある値が得られる確率を与える。発見者である物理学者マックス・ボルンにちなんで命名された。 ボルンの規則は、量子力学における物理量の測定で、どのような測定値が得られるかということについての最も基本的な原理である。現在までに量子力学の他の基本要請からボルンの規則を導出しようとする多くの試みが行われているが、成功には至っていない〔N.P. Landsman, "The conclusion seems to be that no generally accepted derivation of the Born rule has been given to date, but this does not imply that such a derivation is impossible in principle." , in ''Compendium of Quantum Physics'' (eds.) F.Weinert, K. Hentschel, D.Greenberger and B. Falkenburg (Springer, 2008), ISBN 3540706224〕。 == 内容 == === 離散固有値の場合 === 規格化された波動関数(または状態ケット)$\backslash scriptstyle|\backslash psi\backslash rang$で表される系において、エルミート作用素$\backslash hat$で表される物理量（オブザーバブル)を測定した場合を考える。ただし$\backslash hat$離散スペクトル をもち、離散的な固有値を$\backslash lambda\_i$、規格化された固有ベクトルを$\backslash scriptstyle|\backslash lambda\_i\backslash rang$とする。このときボルンの規則は、 * 測定値は$\backslash hat$の固有値$\backslash lambda\; \backslash$のいずれかに限られる。 * 測定値$\backslash lambda\_i$が得られる確率は$\backslash scriptstyle\backslash lang\backslash psi|\backslash hat|\backslash psi\backslash rang$に等しい。ここで$\backslash hat$は$\backslash hat$の固有値$\backslash lambda\_i$に属する固有空間への射影。固有値$\backslash lambda\_i$に属する固有空間が1次元で、$\backslash scriptstyle|\backslash lambda\_i\backslash rang$で張られている場合、$\backslash hat$は$\backslash scriptstyle|\backslash lambda\_i\backslash rang\backslash lang\backslash lambda\_i|$に等しく、よって確率$\backslash scriptstyle\backslash lang\backslash psi|P\_i|\backslash psi\backslash rang$は$\backslash scriptstyle\backslash lang\backslash psi|\backslash lambda\_i\backslash rang\backslash lang\backslash lambda\_i|\backslash psi\backslash rang$に等しい。複素数$\backslash scriptstyle\backslash lang\backslash lambda\_i|\backslash psi\backslash rang$は状態ベクトル$\backslash scriptstyle|\backslash psi\backslash rang$が固有ベクトル$\backslash scriptstyle|\backslash lambda\_i\backslash rang$に割り当てられる 確率振幅 と呼ばれ、確率は$\backslash scriptstyle|\backslash lang\backslash lambda\_i|\backslash psi\backslash rang|^2$と記述される。つまり波動関数の二乗となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「ボルンの規則」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Born rule 」があります。 スポンサード リンク 翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.