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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 近似 : [きんじ] 1. (n,vs) approximate 2. proximate ・ 似 : [に] (suf) takes after (his mother)
ボルン近似とは、量子力学の散乱理論における散乱振幅や遷移確率振幅を、相互作用を表すパラメータについてべき級数展開して、最初の少数項のみをとる近似方法である。マックス・ボルンにちなんで命名された。 この近似は通常高エネルギー散乱に対して用いられるが、低エネルギー散乱でも散乱ポテンシャルが小さいときには有効である。 ==リップマンシュウィンガー方程式におけるボルン近似== 運動量がpで、外向き(+)または内向き(−)の境界条件をみたす散乱状態のリップマン‐シュウィンガー方程式は以下のように表せる。 : ここでは自由粒子のグリーン関数、 は正の無限小量、''V''は散乱ポテンシャル、は自由粒子の状態ベクトルで、入射波とも呼ばれる。 ボルン近似によって、この方程式は以下のようになる。 : この式は、右辺が未知のに依存しないので容易に解ける。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボルン近似」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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