|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 協 : [きょう] 1. (n-suf,n-pref) cooperation ・ 協定 : [きょうてい] 1. (n,vs) arrangement 2. pact 3. agreement
ボローニャ・プロセスとは、高等教育における学位認定の質と水準を国が違っても同レベルのものとして扱うことができるように整備するのを目的として、ヨーロッパ諸国の間で実施された一連の行政会合および合意のことである。ボローニャ協定、およびリスボン認証条約により、このプロセスはヨーロッパ高等教育圏を作り出すことになった。名称は提案された地名であるボローニャ大学にちなんでいる。ヨーロッパ統合のための施策の一部をなすものとして、1999年に29のヨーロッパ諸国の教育相により、ボローニャ宣言への調印が行われた。 欧州評議会欧州文化条約により他の国も調印できるようになった。〔European Cultural Convention 〕さらなる会合が2001年にプラハで、2003年にベルリンで、2005年にベルゲンで、2007年にロンドンで、2009年にルーヴァンで行われた。 ボローニャ宣言の署名前の1988年に、大学大憲章(''Magna Charta Universitatum'')がボローニャ大学900年記念祭を祝う学長会議で発行されていた。ボローニャ宣言の一年前、1998年に、「ヨーロッパの高等教育システムを調和させる」ことに尽力するため、パリでフランス教育相クロード・アレグレ、ドイツ教育相ユルゲン・ルッツガース、イタリア教育相ルイジ・ベルリンゲル、UK教育相テッサ・ブラックストーンがソルボンヌ宣言に調印していた。 ボローニャ・プロセスには現在、47カ国が参加し、49カ国が調印している。 ==調印国== ボローニャ協定に調印している国はヨーロッパ高等教育圏に参加したことになる。 * 1999年から: オーストリア、ベルギー (フラマン語共同体とフランス語共同体が別個に)、ブルガリア、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、ノルウェイ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、UK. * 2001年から: クロアチア、キプロス、リヒテンシュタイン公国、トルコ、欧州委員会 * 2003年から: アルバニア、アンドラ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ヴァティカン市国、ロシア、セルビア、マケドニア * 2005年から: アルメニア、アゼルバイジャン、グルジア、モルドヴァ、ウクライナ * 2007年から: モンテネグロ * 2010年から: カザフスタン EU加盟国は全てプロセスに参加しているが、欧州委員会も自身で調印している。このためモナコとサンマリノが欧州評議会で唯一ボローニャ・プロセスを採用していない国となった。ベラルーシも参加資格がある。 他にもプロセスに後から参加した組織がある。ヨーロッパ学生連盟(ESU)、ヨーロッパ大学協会(EUA)、ヨーロッパ高等教育機関協会(EURASHE)、教育インターナショナル(EI)、ヨーロッパ高等教育品質保証協会(ENQA)、ヨーロッパ産業連盟(UNICE)、欧州評議会、UNESCOである。ヨーロッパネットワーク情報センター(ENIC)、全国学術承認情報センター(NARIC)、ヨーロッパ大学院連盟(EURODOC)も関連団体である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボローニャ・プロセス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|