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ボーブリンスキー家 : ミニ英和和英辞書
ボーブリンスキー家[ぼーぶりんすきーか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [いえ, け]
  1. (suf) house 2. family 

ボーブリンスキー家 : ウィキペディア日本語版
ボーブリンスキー家[ぼーぶりんすきーか]
ボーブリンスキー家БобринскийBobrinskii)またはボーブリンスコエ家БобринскиеBobrinskoy)は、ロシア貴族エカテリーナ2世と愛人グリゴリー・オルロフの間に生まれたアレクセイ・グリゴリエヴィチ・ボーブリンスキーАлексей Григорьевич Бобринский1762年 - 1813年)を始祖とする。
== アレクセイ・ボーブリンスキー ==

1762年4月11日ロシア皇太子妃エカテリーナ・アレクセーエヴナ(後の女帝エカテリーナ2世)は、不義の子を産んだ〔According to Genealogy.euweb.cz Catherine and Orlov had another child, a daughter, called Elizabeth Alexandrovna Alexeeva (b. St.Petersburg, 1761 - d. 1844), born one year before Alexis. She married Frederic Maximilien de Klinger and from this marriage she had one son, Alexander, who apparently died young in 1812.〕。生まれた子は叔父アレクセイ・オルロフを名付け親としアレクセイと命名された。アレクセイはトゥーラ県(グベルニヤ)のボブリキ村(Бо́брики、Bobriki、現在のノヴォモスコフスク Novomoskovsk)で過ごした後、1781年4月2日エカテリーナの手紙によってエカテリーナの実子として認知された。女帝はアレクセイの姓について長い期間、悩み熟考した末、最終的にボーブリンスキーの姓を選んだ。ボーブリンスキーの姓は、アレクセイが育ったボブリキ村にちなむものである。なお、このほか、ボーブリンスキーの起源については、アレクセイが生まれたときに包んだビーバーロシア語でボーブルБобровые)の毛皮にちなむとの説もある。
アレクセイの長兄に当たるパーヴェル1世は即位後、5日目にアレクセイを伯爵に叙し、少将に任じた。また、アレクセイはアンナ・フォン・ウンゲルン=シュテルンベルク(1769年 - 1846年)と結婚している。1813年6月20日トゥーラ東方にあるボゴロディツクの領地で死去した。
ボーブリンスキー家の一門は、ボゴロディツクの領地に建築家イワン・スターロフの設計による屋敷を営んだ。屋敷の近隣もあわせて整備され、1778年カザンスカヤ教会が完成し、屋敷の周辺の庭園はロシア最初の経済学者のひとりでもあるアンドレイ・ボロトフ1738年 - 1833年)によって造営・管理された。ボロトフはボゴロディツクで子供劇場も設立している。ボーブリンスキー家の宮殿と荘園は1870年代に改築、刷新された。しかしロシア革命が起こるとボリシェヴィキによってボーブリンスキー家の所有していた建築は莫大な損害を蒙った。さらに第二次世界大戦で独ソ戦が開始されると1941年12月にボーブリンスキー家の宮殿は爆破されてしまった。結局、宮殿が再建されたのは1960年代になってからのことで、現在では博物館となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ボーブリンスキー家」の詳細全文を読む




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