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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ボールドウィン・ストリート()は、ニュージーランド南部の都市ダニーデン郊外の住宅地にある街路(ストリート)。最大勾配は35%で、ギネスブックに「世界一急な通り」()として認定されている。 == 地理 == ボールドウィン・ストリートは、ダニーデン市の中心部から3.5km東北、ノース・イースト・バレー地区にある。地区の幹線であるノースロードから東南方向に分かれる全長350mの直線道路で、シグナル・ヒル上のオポホ地区方面へ向かって上っている。 ノースロードに接続する麓側は比較的緩やかであるが、半ばを過ぎたあたりからの頂上側161.2m区間で高低差47.22mの急坂になっている。最大勾配は35%(傾斜角19°)、1:2.86(2.86m進むごとに高さが1m上がる割合)。この最大勾配区間が実に70.6mにわたって続くのがボールドウィン・ストリートの特色である。街路全体でも、ノースロードから分岐する海抜30mの地点から頂上の海抜100m地点まで高低差が70mあり、平均勾配は20%を超えている〔Hamel, A. (2008) ''Dunedin tracks and trails.'' Dunedin: Silver Peaks Press. pp. 2.08-09〕。 ボールドウィン・ストリートの麓側はアスファルトで舗装されているが、頂上側はコンクリート舗装となっている。これは維持管理の都合によるもので、アスファルトでは気温が高い日にタールが急傾斜によって流れてしまうためである。また、冬季の安全性を確保するためでもある。 末端(頂上)は一見クルドサック(袋小路)状になっているが、ブキャナン・ストリートと呼ばれる細い道と交差した丁字路になっている。ボールドウィン・ストリートと並行するコルダー・アベニューとアーノルド・ストリートの末端からはさらに上に未舗装の小道が続いており、ブキャナン・ストリートはこれらの上部を結んでいる。 File:Baldwin Street, New Zealand.jpg|道路面の傾斜に基準を置いた写真 File:DunedinBaldwinStreet Parked Car.jpg|停車中の自動車 File:BaldwinStreet.jpg|坂の下にある看板 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボールドウィン・ストリート」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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