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ボーン湖の湖上戦(ボーンこのこじょうせん、)は、米英戦争の最終盤1814年12月14日に、ルイジアナ州ボーン湖で起きたイギリス海軍とアメリカ海軍の間の湖上戦である。イギリス軍はニューオーリンズに侵攻する途中だった。 == 背景 == 1814年9月、イギリス軍はアラバマ州のモービルを占領することで、ミシシッピ川に向かう陸からの交易ルートを遮断しようとして、ボウヤー砦を攻撃したが失敗した。イギリス軍は次の作戦としてニューオーリンズを攻撃することに決めた。アメリカ軍はイギリス艦隊がルイジアナ州に近づいてきているという警告を受けるようになった。その警告はニューオーリンズ戦隊のダニエル・パターソン代将のもとにも達し、即座に州内の水路と港を守るために、海上のあらゆる種類の戦力を集め始めた。 アレクサンダー・コクラン提督指揮下のイギリス海軍が12月9日にルイジアナ海岸沖に現れたとき、パターソンはトマス・アップ・ケイツビー・ジョーンズ海軍大尉と小さな戦隊をボーン湖のパトロールに派遣した。この戦隊はジェファーソン級砲艦5隻、第156号、第163号、第5号、第23号、第162号と、ジョンソン航海士の指揮するスクーナーUSS''シーホース''、補給艦として機能するスループ・オブ・ウォー2隻、USS''アリゲーター''とUSS''ティックラー''で構成されていた。砲艦第156号がこの戦隊の旗艦であり、長射程24ポンド砲1門、12ポンド・カロネード砲4門、旋回砲4門を搭載していた。乗組員は41名だった。戦隊全体では乗組員245名、長射程砲16門、カロネード砲14門、榴弾砲2門、旋回砲12門になった。 イギリス海軍北アメリカ艦隊総司令官アレクサンダー・コクラン海軍中将は、ペンサコーラにいたHMS''シーショア''、HMS''アーマイド''、HMS''ソフィー''にボーン湖に向かうよう命令した。これら艦船は湖の奥、輸送船停泊地から60マイル (100 km) にあるバイユー・カタラン、すなわちド・ペシュールに向かった。そこはニューオーリンズ攻撃のための上陸点になる予定だった。 イギリス艦3隻がキャット島を過ぎる時に、アメリカ砲艦2隻が攻撃して来た。さらにマストに昇っていた見張りが他の3隻も目撃した。この戦隊が12月11日に到着したとき、コクランはアメリカ艦を狩り出すことに決めた。 コクランはイギリス艦隊の全てのボートを''ソフィー''艦長のニコラス・ロッキア海軍中佐の下に集め、アメリカ戦隊を探してこれを打ち破るよう命令した。それらのボートは、HMS''トナン''、HMS''ノージ''、HMS''ベッドフォード''、HMS''ロイヤルオーク''、HMS''ラミリーズ''、HMS''アーマイド''、HMS''サイドナス''、HMS''シーショア''、HMS''トレイブ''、HMS''ソフィー''、HMS''ベルプール''、HMS''ゴーゴン''、HMS''マンリー''、HMS''メテオ''から集められた。イギリス軍はロングボート、ランチ、バージ42隻に、それぞれ12あるいは18あるいは24ポンド・カロネード砲を載せ、3隻のギグにはそれぞれ長射程青銅12ポンド砲を載せた。 この部隊は水兵と海兵合わせて1,200名ほどになった。12月12日夜、ロッキアの指揮するイギリス・ボート部隊がボーン湖に入った。そのボーン湖に入る前にアメリカ軍のスクーナー''シーホース''と遭遇していた。''シーホース''はベイ・セントルイスにある弾薬庫が、イギリス海軍に捕獲されないよう、それを破壊する任務で出てきていた。このスクーナーは岸の砲台からの援護を受けながら、ロッキアのロングボート2隻と闘ったが、その夜にイギリス艦隊本隊からの捕獲を免れるために自ら火を放った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボーン湖の湖上戦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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