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ポケモンカードゲーム (Pokémon Card Game) は、コンピュータゲームシリーズ『ポケットモンスター』を題材としたトレーディングカードゲーム(TCG)。通称および略称はポケカ、PCGまたはPTCG(Pokémon TCG の略)。製造元は任天堂、発売元は株式会社ポケモン〔かつての販売元は、日本ではメディアファクトリー、アメリカではウィザーズ・オブ・ザ・コーストであった。ただし、製造元は変わっていない。〕である。 == 概要 == 『ポケットモンスター』シリーズ(以下、ゲーム版という)内でのポケモンバトルを再現したカードゲーム(以下、TCG版という)〔ポケモンカードゲームとは 〕。ただし、ゲーム版を原作としているわけではなく、ゲームボーイソフト『ポケットモンスター 赤・緑』と同時開発されていた。それゆえ、設定の相違が度々発生している。「任天堂ブランド(当時)のゲームを題材として任天堂が製造しているのに、発売元が任天堂でない」という矛盾点もあるが、これはゲーム版発売前の段階で打診されたときに、まだポケットモンスターの評価があまり高くない時期であったゆえに「製造は請け負うが、発売元としてのリスクは負わない」という見解が任天堂から出たためである。なお、製造元として、任天堂のウェブサイトにポケモンカード製造風景が掲載されたこともある〔ポケットモンスターカードゲームができるまで - 任天堂オンラインマガジン 1999年9月号 (No.13)〕。 基本コンセプト部分はゲーム版と同一であり、「ポケモントレーナー(TCG版で言うところの「プレイヤー」)に直接攻撃できない」などのルールは共通である。しかし同時開発であったために、当初はゲーム版との整合は細部までは取られておらず、順次取られていくこととなった。 1996年10月20日に最初の商品が発売され、2011年には発売15周年を迎えた。日本「国産」では初の本格的なTCGであり、低年齢層を中心に普及し、のちのTCGブームの火付け役になったといえる。また日本国外でも展開されており、2013年3月現在、世界約73ヶ国で販売され、全世界で累計200億枚以上が出荷されている。また、日本マクドナルドとしばしば提携を行っており、期間限定でプロモーションカードの配布や限定パックの販売が行われている(詳しくは、「ハッピーセット」を参照)。世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス(WCS)」をはじめ、国内大会も多数行われている。 ポケモンカードゲームの流通的な経緯については、早稲田大学IT戦略研究所の事例研究に概略がレポートされている〔ポケットモンスター (1996~1998) - Case Study、木村誠、早稲田大学IT戦略研究所〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポケモンカードゲーム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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