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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『ポケットモンスター 金・銀』(ポケットモンスター きん・ぎん)は、1999年11月21日に任天堂から発売されたゲームボーイ用ロールプレイングゲーム『ポケットモンスター 金』と『ポケットモンスター 銀』の総称である。この項目では、『ポケットモンスター 金』と『ポケットモンスター 銀』および、2000年12月14日に発売されたこれらの別バージョンである『ポケットモンスター クリスタルバージョン』を扱う。 本作のリメイクについては、『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』を参照すること。 == 概要 == 『ポケットモンスター 金』と『ポケットモンスター 銀』は、『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』の続編であり、『ポケットモンスター』シリーズの2作目にあたる。初代である前作『赤・緑』以降初の、『青』などのバージョン違いと異なる完全な新作である。パッケージのポケモンは、『金』がホウオウ、『銀』がルギア(今作以降、『ポケットモンスター』シリーズは全てパッケージを飾るポケモンが伝説のポケモンとなる)。ゲームボーイカラー専用ソフトという括りではないものの、グラフィックや通信インターフェースなど全面的にゲームボーイカラーに対応しており、また、カートリッジにリアルタイムクロックを内蔵することで、現実世界と作中の時間の流れが連動する要素も盛り込まれている。 本作ではカントーの西に隣接している「ジョウトちほう」が前半の舞台となり、後半は前作でおなじみの「カントーちほう」へとシナリオが続く。作中では前作から3年が経過した設定で、オーキド博士のみならず、前作の主人公やライバル、ジムリーダーなど多数の主要な登場人物も続投している。特に本作は、前作の主人公がNPCとして直接登場する点と2つの地方をまたにかけたシナリオが展開されるという点で、以降のポケットモンスター本編シリーズとは趣を異にする。 『金』と『銀』の内容の主な違いは、特定のポケモンの出現率、出現するポケモンの種類、ポケモン図鑑のテキスト、ポケモンのグラフィック(2バージョン同時発売されたタイトルで、バージョンごとにポケモンのグラフィックが異なっているのは本作のみ)で、シナリオやキャラクターの台詞に違いはない。 登場するポケモン全251種類(幻のポケモンミュウとセレビィ含む)のうち100種類が新しいポケモンで、そこには前作から存在するポケモンから進化したポケモン(ヤドキングなど)と、前作から存在するポケモンの進化前のポケモン(ピチューなど)も含んでいる。基本的に、新ポケモンのすべてが新しい舞台であるジョウト地方に生息しているわけではなく、カントー地方のある場所でしか出現しないデルビルやマグマッグのようなポケモンも珍しくはない。『金』と『銀』の2バージョンあれば図鑑が完成するわけではなく、フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメをはじめとする『赤・緑』のシナリオ中のイベントで1匹しか手に入らないポケモンは、タイムカプセル(後述)を利用して本作へ連れてこなければ入手できない。 新しい技も数十種類追加された。前作から存在する技でも、強すぎた技、弱すぎた技、トレーナー戦では効果がなかった技(ふきとばし、ほえる)などの性能が変更され、ゲームバランス、特に対戦に少なからぬ影響を与えた。例えば、「かみつく」はタイプが「ノーマル」から「あく」に変更され、極めて高い確率で急所に当たる技「きりさく」や「はっぱカッター」は通常の急所率の2倍程度に引下げられたり、3割の確率で相手を「こおり」(事実上の戦闘不能)状態にする「ふぶき」の命中率が低下し、「こおり」状態の行動不能はターン経過で回復するように変更された。 このように新しいポケモン、新しい技は本作以降も完全新作のたびに追加されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポケットモンスター 金・銀」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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