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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ポデンゴ・ポルトゥゲス(ポルトガル語: )は、ポルトガル原産のサイトハウンド犬種である。英語風にポデンゴ・ポーチュギース、ポーチュギース・ポデンゴなどとも呼ぶ。ラージ(グランデ Grande)、ミディアム(メディオ Médio)、スモール(ペケーノ Pequeno)の3サイズがあり、毛並みもスムースヘアとワイアーヘアの2種がある〔藤田りか子『最新 世界の犬種大図鑑』誠文堂新光社、2015年、250ページ。〕〔 藤原尚太郎『日本と世界の愛犬図鑑 2009』辰巳出版、2008年、160ページ。〕。 == 歴史 == 一説では紀元前10世紀にフェニキア人がポルトガルに持ち込んだ猟犬が先祖とされる〔。また、流入したグレイハウンド系の犬と土着の犬との交雑から生まれたともいう〔デズモンド・モリス著、福山英也監修『デズモンド・モリスの犬種事典』誠文堂新光社、2007年、56・171ページ〕。サイズ毎に目的の違う狩猟に使われ、グランデは見通しのよい平地でのイノシシやシカといった大型哺乳類の猟、メディオは見通しの悪い場所でのウサギやキツネ、アナグマ等の猟、ペケーノはテリアと同様に巣穴に潜ってのウサギ狩りやネズミ駆除に使用される〔〔〔。15世紀には、クリストファー・コロンブスの航海に伝染病を媒介するネズミを駆除するための小型のポデンゴが同行したと言われる〔。 1902年にドッグショーに登場し〔、1954年には国際畜犬連盟に犬種標準(スタンダード)が認められた。更に、1978年に3サイズに分ける標準の改訂がなされた〔。現在はポルトガルで約5000頭の登録があるが〔、メディオの人気が高く〔、グランデは飼育頭数が少ない〔。ペケーノはペットとしても人気がある〔。また、ワイヤーコートの個体がアメリカ映画で「野良犬」役に使われることもある〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポデンゴ・ポルトゥゲス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Portuguese Podengo 」があります。 スポンサード リンク
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