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ポニーテール(英:ponytail)は、髪を後頭部で一つにまとめて垂らした髪型。日本語ではかつて総髪(そうがみ)といった。 髪を留める物さえあれば、短時間かつ簡単にセットできる髪型である。そのためロングヘアの女性がスポーツ等のためによく結う。ロングヘアでありながら顔の輪郭やうなじが露出するため、ショートヘアに近い印象を他者に与える。 今日ポニーテールは、主に女性向けの髪型となっているが、男性にも皆無ではない。毛先がポニー(小型の馬)の尻尾のように垂れていることからこの名 が付いた。 == スタイリング == あごの先から耳の中心を通る線を引き、その延長線上に作る結び目をゴールデンポイントと呼び、最も見映えがよい標準的な結び目の位置とされる。ここより、やや高めに結うと個性が強調された雰囲気になり、ここより、やや低めに結うと大人びた雰囲気になると美容業界では言われている。美しく見せるためには、髪はある程度の長さが必要である。目安としては肩の高さぐらいである。この程度以上の長さがあれば、結んだ髪が揺れるため、より一層の美しさを演出できる。 時代の変化により、ポニーテールを前提としたヘアカットにも変化が生じている。古代エジプトやローマの絵画にも見られるが、ポニーテールが普及したのは1950年代の頃と言われている。バービー人形の髪型としても知られた〔読売新聞2013.9.25 夕刊5面「銀幕一刻 憧れのポニーテール」〕。過去は、きっちり結ぶ傾向があったが、近年ではラフに結ぶスタイルに変化している。1980年代(斉藤由貴やうしろゆびさされ組のように当時のアイドルにも流行った)には前髪は切り揃えるのが一般的であったが、近年はその傾向はあまりない。 髪を結ぶために、ゴム、ピン、リボンなどが使われる。ゴムの場合は快活さが強調される。リボンの場合では女性らしさが強調される。 なお、括る位置が低い場合は一本結び。左右どちらかにテールを垂らした場合はサイドテール、もしくはサイドポニーと呼ばれる。サイドポニーの普及により、本来のポニーテールを「シングルポニー」と呼ぶ場合もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポニーテール」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ponytail 」があります。 スポンサード リンク
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