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ポメレリア
ポメレリア(, カシューブ語: , ポンメレレン)はポーランド北部のバルト海沿いにある歴史的地方名。ポメラニア東端部にあり、北はバルト海に、東はヴィスワ川とその河口の三角州に接している。ヴィスワ川の東はプロイセン。 中心はヴィスワ川河口のグダンスク(ドイツ語: ダンツィヒ)。ポーランド語では「ポモージェ・グダンスキエ」(、グダンスクのポメラニア)と呼ばれるこの地方は、現在ではポモージェ県の一部となっている。 == 先史時代 == 後にポメレリアと呼ばれるようになるこの地方は、紀元前650年から紀元前150年頃まではポメラニア文化があった〔Jan M Piskorski, ''Pommern im Wandel der Zeit'', 1999, p.23, ISBN 8390618486〕。紀元前150年から紀元1世紀までの間はルギ族(Rugii)やレモウィ族(Lemovii)と関連があるとされるオクシヴィエ文化が〔J. B. Rives on Tacitus, Germania, Oxford University Press, 1999, p.311, ISBN 0198150504〕、1世紀から450年頃にはウェネティ族、ゴート族、ルギ族、ゲピド族などと関連があるとされるヴィェルバルク文化があったとされる〔Jan M Piskorski, ''Pommern im Wandel der Zeit'', 1999, p.25, ISBN 8390618486〕。ヨルダネスの著書「De origine actibusque Getarum」によれば、6世紀半ばにはウィディワリ(Vidivarii)という民族集団がヴィスワ川河口にいたとされている〔Andrew H. Merrills, History and Geography in Late Antiquity, Cambridge University Press, 2005, p.325, ISBN 0521846013〕。7世紀から8世紀には〔Jan M Piskorski, ''Pommern im Wandel der Zeit'', 1999, p.29, ISBN 8390618486〕西スラヴ人がポメレリア地方に住むようになった〔Gerhard Köbler, ''Historisches Lexikon der Deutschen Länder: die deutschen Territorien vom Mittelalter bis zur Gegenwart'', 7th edition, C.H.Beck, 2007, p.532, ISBN 3406549861〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポメレリア」の詳細全文を読む
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