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ポリクロマティズム
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ポリクロマティズム ( リダイレクト:ダイクロマティズム ) : ウィキペディア日本語版 | ダイクロマティズム
ダイクロマティズム()あるいはポリクロマティズム()とは物体や溶液の色相が色素の濃度や物体・溶液の厚さ(光路長)に依存して変化する現象である〔Kreft S and Kreft M (2007) Physicochemical and physiological basis of dichromatic colour, Naturwissenschaften 94, 935-939.〕〔Kreft and Kreft (2007)の論文において初めてダイクロマティズムという用語・概念が明確に提唱された。〕。ダイクロマティズムを示さない物質の場合には、色素濃度や物体の厚さが変化しても色相は変化せず明度と彩度のみが変化する。ただしこの場合も人間が微妙な色相の変化を感知出来ないだけであり、実在する色素の場合必ずダイクロマティズムは起きると言える。 == ダイクロマティズムの例 == 明確なダイクロマティズムを示す物質の例は、パンプキンシードオイル、ブロモフェノールブルー、クロロフィル、サフランである。例えば、スプーンに入れたパンプキンシードオイルの中央部分(光路長が長い)は暗い赤色に見え、周辺部分(光路長が短い)は明るい黄緑色に見える〔。また、スパイスのサフラン(色素濃度が濃い)は赤色をしているが、これを少量加えて炊いた米であるサフランライス(色素濃度が薄い)は黄色となる〔Kasajima I and Sasaki K (2014) Dichromatism causes color variations in leaves and spices, Color Research and Application, DOI: 10.1002/col.21934〕。植物種により葉の色相が緑から黄緑まで異なるのもクロロフィルのダイクロマティズムによるものであると説明されている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイクロマティズム」の詳細全文を読む
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