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polythionic acid =========================== ・ 酸 : [さん] 【名詞】 1. acid
ポリチオン酸 (-さん, polythionic acid) は硫黄の直鎖を基本骨格とするオキソ酸の総称で、一般式はH2SnO6(ただし''n'' > 2)である。''n'' = 3は三チオン酸H2S3O6、''n'' = 4は四チオン酸H2S4O6に対応する。これまでに''n'' = 80までの存在と、''n'' = 20までの合成が報告されている。''n'' = 2はジチオン酸H2S2O6に対応するが、物性の違いから通常ポリチオン酸には含めない。 ==安定性== 通常の条件では不安定だが、pH 1前後の強酸性条件ではかなり安定に存在するものが多い。 ==生成方法== 冷却した二酸化硫黄水溶液に硫化水素を溶かしたWackenroder溶液には、さまざまな硫黄のオキソ酸とともにポリチオン酸が生成する。そのメカニズムははっきりしていないが、以下のような反応が起きると考えられている。 :H2S + H2SO3 → H2S2O2 + H2O :H2S2O2 + 2H2SO3 → H2S4O6 + 2H2O :H2S4O6 + H2SO3 → H2S3O6 + H2S2O3 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポリチオン酸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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