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ポリドカノール(Polidocanol、商品名:エトキシスクレロール又はポリドカスクレロール)は「食道静脈瘤出血の止血及び食道静脈瘤の硬化退縮」又は「一次性下肢静脈瘤(伏在静脈瘤の本幹を除く)の硬化退縮」を効能・効果とする医薬品である。食道静脈瘤周囲〔又は下肢静脈瘤内〔に注入する事で止血及び組織線維化作用を示し、同時に血管内皮細胞障害作用を示す事で血管のと静脈瘤の内腔断面積減少を来す〔Sclerotherapy , Laurence Z Rosenberg, MD, eMedicine.com〕。日本では食道静脈瘤の治療については1991年6月に、一次性下肢静脈瘤については2006年7月に承認を取得した。但し下肢静脈瘤については直径8mmを超えるものに対する有効性は確認されていない。 米国では2010年3月に小静脈瘤(直径1mm未満)及び網状静脈(直径1〜3mm)の治療薬として承認されている。 米国では又はとして及び入浴剤としても販売されており、湿疹に因る皮膚の乾燥で起こる瘙痒感を抑える働きを持つ。 ==禁忌== 下記の患者には禁忌とされている。(エ:エトキシスクレロール〔、ポ:ポリドカスクレロール〔) *(エ・ポ)ショック或いは前ショック状態に有る患者 *(エ・ポ)多臓器障害或いはDIC(播種性血管内血液凝固症候群)状態の患者 *(エ・ポ)重篤な心疾患のある患者 *(エ・ポ)抗凝固剤、抗血小板剤を服用している患者 *(エ・ポ)投与部位並びにその周辺に炎症又は潰瘍の有る患者 *(エ・ポ)製剤に過敏症の既往歴の有る患者 *(エ)胃潰瘍出血、十二指腸潰瘍出血又は胃糜爛出血の有る患者 *(エ)内視鏡検査が危険と判断される患者 *(エ)動脈硬化又は糖尿病性細小血管症の有る患者 *(エ)妊娠初期(妊娠3ヶ月以内)の患者 *(ポ)妊婦又は妊娠の疑われる患者 *(ポ)深部静脈血栓症を有する、或いは血栓症の既往の有る患者 *(ポ)動脈性血行障害を有する患者 *(ポ)歩行の困難な患者 *(ポ)経口避妊薬を服用している患者 *(ポ)気管支喘息の患者 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポリドカノール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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