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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ポリュイードス()、あるいはポリュエイドス()は、ギリシア神話の占い師、予言者である。長母音を省略してポリュイドスとも表記される。 コリントス、アルゴス、あるいはビュザンティオンの出身〔ヒュギーヌス、136。〕とされる。暁の女神エーオースに愛されたクレイトスの子コイラノスの子で、予言者メラムプースの子孫にあたる。ピューレウスの娘エウリュダメイアとの間に、エウケーノール、クレイトスをもうけた。 ポリュイードスに関する神話では、クレータ王ミーノースの子グラウコスを蘇生させたこと、ベレロポーンに天馬ペガソスを捕らえる助言をしたこと〔ピンダロス『オリンピア祝勝歌』13歌。〕、ミューシア王テウトラースの狂気を癒したこと、また我が子エウケーノールの死を予言したこと〔ホメーロス『イーリアス』13・660-673。〕などが知られるが、特にグラウコスの蘇生が有名で、これとほぼ同じ話が『グリム童話』にも収録されている〔16「三枚の蛇の葉」。〕 == 神話 == ===グラウコスの捜索=== クレータ王ミーノースの子グラウコスは、幼いときにネズミを追いかけて、蜂蜜を入れた大甕に落ち、溺れ死んだ。ミーノースはグラウコスの姿が見当たらないので大捜索を行ったが発見できず、神託に頼った。するとクーレースたち(あるいはアポローン神〔ヒュギーヌス、136。〕)は、ミーノースが持っている牛の群の中に不思議な牝牛が生まれており、その牛の色をうまく表現できた者がグラウコスを生きて返すだろう、と告げた。調べてみると確かに不思議な牝牛がおり、その牝牛の色は1日のうちに3回、白色から、赤色、黒色に変化した。そこでミーノースは予言者たちを集めたが、その中にポリュイードスがおり、ポリュイドースは牝牛の色を桑の木にたとえた。というのは色の変化が桑の実が熟す様子に似ていたためである。 その答えに納得したミーノースは、ポリュイードスにグラウコスの捜索を命じた。ポリュイードスは酒蔵の屋根にフクロウが止まり、ミツバチの群を追い払っているのを見て前兆と受け取り〔フクロウは不吉な兆候。〕、ハチミツを入れた大甕の中にグラウコスの遺体を発見した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポリュイードス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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