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ポリュネイケス : ミニ英和和英辞書
ポリュネイケス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ポリュネイケス ( リダイレクト:ポリュネイケース ) : ウィキペディア日本語版
ポリュネイケース

ポリュネイケース(, )は、ギリシア神話に登場する人物である。長母音を省略してポリュネイケスとも表記する。テーバイ攻めの七将の一人。
テーバイオイディプースイオカステーの息子。母親については、ヒュペルパースの娘エウリュガネイアであるとする説もある。兄弟姉妹にエテオクレースアンティゴネー、イスメーネーがある。ポリュネイケースはアドラストスの娘アルゲイアーと結婚し、息子にテルサンドロスがある。
ポリュネイケースの名は「多くの争いを引き起こす者」という意味であり、アイスキュロスギリシア悲劇テーバイ攻めの七将』では、エテオクレース(「真の名誉を持つ者」)の英雄性との対比から厭うべき存在として描かれている。
== 神話 ==

=== オイディプースの呪い ===
オイディプースが出自を知ってテーバイを追放されたとき、ポリュネイケースとエテオクレースの兄弟は父親を庇おうとしなかった。オイディプースは二人に「互いに剣によってわが物を奪い合うがよい」と呪いをかけた〔別の説では、オイディプースがクレオーンまたは二人の息子にテーバイの牢内に押し込められたとき、オイディプースは自ら王侯扱いの食事を断ったにもかかわらず、二人の息子が豪華な食事と飲み物を供したため、これを嘲弄と受け取って二人を呪ったという。また、息子たち二人が生け贄の肉のよい部分でなく、まずい足の部分をオイディプースに送ってよこしたので、無礼を怒って再び二人を呪ったもいう。このようなことから、オイディプースが城を追い出されるとき、二人は目に涙一つ浮かべずにいたのである。〕。
エテオクレースとポリュネイケースはテーバイの王権について協議し、二人が一年ごとに交互に治めることを取り決めた。まずポリュネイケースが初めに治め、翌年エテオクレースに王権を渡したとも、一説にはエテオクレースが初めに治めたとする。いずれにせよ、エテオクレースは1年が経っても王権を渡そうとせず、ポリュネイケースはテーバイを追われた。ポリュネイケースはハルモニアーの首飾りと結婚衣装を携えてアルゴスに逃れた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Polynices 」があります。




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