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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ポルピュリオーン()は、ギリシア神話の巨人、あるいは人物。長母音を省略してポルピュリオンとも表記される。 *ギリシア神話の巨人族ギガースの1人。 *一説にクラナオス以前のアテーナイの王〔パウサニアス、1巻14・7。〕。 *一説にシーシュポスの子〔高津『辞典』、p.131b。〕。 ---- ポルピュリオーン()は、ギリシア神話の巨人族、ギガースの1人である。ポルピュリオーンはアルキュオネウスと並んで特に強大な力を持っていた〔アポロドーロス、1巻6・1。〕。 ギガントマキアーのさいには、ポルピュリオーンはオリュンポスの神々を苦しめたので〔アリストパネース『鳥』1252。〕、ゼウスは奸計を用いた。すなわちポルピュリオーンがヘーラー、ヘーラクレースと戦ったときに、ゼウスはポルピュリオーンの心をヘーラーへの欲情で満たした。このためポルピュリオーンはヘーラーに夢中になり、襲いかかってヘーラーの衣服を裂いた。ヘーラーは叫んで助けを呼んだが、このすきにゼウスはポルピュリオーンに雷を投げつけ、ヘーラクレースは矢を射て討ち果たした。〔アポロドーロス、1巻6・2。〕。 なお、ポルピュリオーンはアプロディーテーに討たれたとも〔ジョルジュ・ドゥヴルー『女性と神話』新評論、p.59。〕、アポローンに討たれたともいわれる〔高津『辞典』、p.268b。〕。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポルピュリオーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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