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リーキ(''Allium ampeloprasum'' var. ''porrum''、)は、地中海沿岸原産の野菜。リークとも。意訳して西洋ネギ、ニラネギ、西洋ニラネギなどとも。また、フランス語名のポワロー ()、イタリア語名のポッロ () から、ポワロねぎ、ポアロねぎ、ポロねぎとも呼ばれる。 == 概要 == ネギと同じ属(ネギ属)に属する。ネギのように円筒形の白い部分を食用とする。ネギよりは太くて重く、下仁田ネギに似る。ネギと違い、葉は硬く平らにつぶれている。栽培法は根深ネギとほぼ同様であり種子によって繁殖する。近縁種のジャンボニンニクは栄養繁殖によって増える。 春まきの品種と秋まき(越冬型)の品種とがある。一般的に越冬型の方が香りが強い。根深ネギと同様に軟白化した部分を煮込み、スープ、サラダなどに利用する。緑色の部分も若く柔らかい物はニラの様に利用される。 フランスではそれぞれの季節に適した品種があり通年で手に入るが、最も流通が増えるのは冬である。ねっとりとした食感と上品な風味を活かしたポタージュや蒸し煮、オーブンを使った料理になどに使われる。また、ジャガイモやパースニップとの相性が良く、香味野菜としても利用される〔バーバラ・サンティッチ、ジェフ・ブライアント監修 山本紀夫監訳『世界の食用植物文化図鑑』、柊風社、2010年、p143〕〔辻調グループ 辻静雄料理教育研究所 編著 『フランス料理ハンドブック』 柴田書店、2012年、pp210-211〕。 日本への輸入はベルギーやオランダなどのヨーロッパ産もしくはオーストラリアやニュージーランドのオセアニア産がほとんどであり、日本での生産量は非常に少なく、わずかに特産品づくりとしての試験的な生産が試みられており、希少な国産品として大田市場や帝国ホテルに高値で卸されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リーキ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Leek 」があります。 スポンサード リンク
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