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ポール・オーギュスト・アリオ(Paul Auguste Hariot、1854年 - 1917年7月5日)はフランスの薬剤師、藻類を専門とする植物学者である。1900年の"''Atlas Colorié des Plantes Médicinales Indigènes''"(「先住民の薬用植物の多色図説」)などの著作で知られる〔Golden Map 〕。 ==略歴== メリ=シュル=セーヌの薬剤師の息子に生まれた。1870年代後半、薬学の勉強中に高等薬学院(École Supérieure de Pharmacie)の植物学助手になった。1882年に薬剤師の資格をえるが、植物学者のベシュレル(Émile Bescherelle)とともに、ロマンス号(La Romanche)による喜望峰の調査に招かれ、この航海で優れた藻類のコレクションをつくり、学問の世界に転じた。 フランスに戻った自然科学を学び、1888年に学位を取り、パリ自然史博物館の ヴァン・ティガン教授のもとで、隠花植物の研究を行った。標本館のセバスチャン・ヴァイヨンやエドモン・テュラーヌ、シャルル・テュラーヌの集めた標本の分類を行い、多くの藻類の分類の見直しを行った。1890年にスミレモ(Trentepohlia、陸生藻類)の研究でフランス科学アカデミーからモンターニュ賞(Prix Montagne)を受賞した。1913年にデマジエール賞(Prix Desmazières)も受賞した。パリ自然史博物館の標本館の学芸員を務めた〔http://archive.org/stream/botanicalabstrac56boar/botanicalabstrac56boar_djvu.txt〕 。 藻類に関する著書のほかに、多くの植物図鑑を製作し、最初のフランス海岸の海草図鑑も出版した。菌類の分野も研究し、植物物病理学会の設立者の1人でもある。 アリオに献名された種には、キク科の''Lagenophora hariotii'' () T.R.Dudley,ラン科の ''Chamaeangis hariotiana'' () や (Schltr.) Senghas 、ユキノシタ科の Luizet & Souliéなどがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポール・オーギュスト・アリオ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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