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マイクロスコープ : ミニ英和和英辞書
マイクロスコープ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

マイクロスコープ ( リダイレクト:顕微鏡 ) : ウィキペディア日本語版
顕微鏡[けんびきょう]

顕微鏡(けんびきょう)とは、光学的もしくは電子的な技術を用いることによって、微小な物体を視覚的に拡大し、肉眼で見える大きさにする装置である。単に顕微鏡というと、光学顕微鏡を指すことが多い。
光学顕微鏡は眼鏡屋のヤンセン父子によって発明された。その後、顕微鏡は科学の様々な分野でこれまで多大な貢献をしてきた。その中で様々な改良を受け、また新たな形式のものも作られ、現在も随所に使用されている。顕微鏡を使用する技術のことを顕微鏡法検鏡法という。また、試料を顕微鏡で観察できる状態にしたものをプレパラートという。
== 歴史 ==

最初の顕微鏡は1590年オランダミデルブルフ眼鏡製造者サハリアス・ヤンセンと父のハンス・ヤンセンが作った〔Microscopes: Time Line 〕。他に、同じ眼鏡製造者であるハンス・リッペルスハイ望遠鏡最初に作ったといわれる)が顕微鏡も最初に作ったとする説もある。ただし、彼らがこれを使って何か意味のある観察をしたという記録はない。
ガリレオ・ガリレイは、この顕微鏡を改良し昆虫複眼を描いている。"microscope" という名称は、ガリレオの友人だった Giovanni Faber1625年命名したという〔Stephen Jay Gould(2000). The Lying Stones of Marrakech, ch.2 "The Sharp-Eyed Lynx, Outfoxed by ature". London: Jonathon Cape. ISBN 0224050443〕。ガリレオ自身は顕微鏡を "''occhiolino''"(小さな)と呼んでいた。
最初に細胞の構造の詳細まで顕微鏡で観察しようとしたのは ジョヴァンニ・バッティスタ・オディエルナで、1644年に ''L'ochio della mosca''(ハエの眼)を著している〔Bad Medicine: Doctors doing harm since Hippocrates. David Wootton. Oxford University Press, 2006.〕。
1660年代以前、イタリア、オランダ、イギリスでは顕微鏡は単なる珍しい器具でしかなかった。イタリアの マルチェロ・マルピーギ は顕微鏡を使い、を手始めとして生物学的構造の分析を開始した。1665年ロバート・フックが発刊した ''Micrographia''(顕微鏡図譜)は、その印象的なイラストレーションで大きな衝撃を与えた。顕微鏡による生物研究に多大な進歩をもたらしたアントニ・ファン・レーウェンフックは、微生物1674年)や精子1677年)を発見した〔see Wootton, David (2006) p. 119.〕。彼は生涯を顕微鏡の改良に費やし、最終的には約300倍の倍率の顕微鏡を作っている。ただし、これは単レンズのものであり、顕微鏡そのものの改良につながってはいない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「顕微鏡」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Microscope 」があります。




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