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マイクロプレートリーダー : ミニ英和和英辞書
マイクロプレートリーダー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

マイクロプレートリーダー : ウィキペディア日本語版
マイクロプレートリーダー[ちょうおん]
マイクロプレートリーダー(Microplate Reader)とは物理学化学生物学の実験や検査などで広く用いられる測定用機器で、マイクロプレートに入れた多数のサンプル(主として液体)の光学的性質を測定するものである。単にプレートリーダー(Plate reader)ともいう。マイクロプレートの型式(6穴から1536穴まである)に合わせたものがあり、ウェル(穴)ごとにそのまま測定できるようにしてある。
測定モードとしては最も一般的な吸光のほか、蛍光化学発光、さらに蛍光偏光などがあり、モードが切り替えられる装置もある。分光光度計キュベットに代わってマイクロプレートを用いるようにした機器といえる。初期には一般の分光光度計と同じく光学フィルターを用いて一定波長のみ測定できたが、現在はモノクロメーターを用いて任意の波長で測定できるようになっている。また現在では測定温度を一定に保ち、連続的に時間変化を測定できるものも多い。専用ソフトウェアによりプログラムに従って測定・データ処理できるようになったものが一般的である。
使用目的を挙げれば次のようなものがある。
*色素、蛍光物質などの定量
*タンパク質核酸などの定量(吸光)
*ATPの定量(化学発光)
*ELISA(吸光による発色の測定)
*細胞の増殖・生存率(吸光あるいは蛍光)
*ブラウン運動の程度(蛍光偏光)
*タンパク質等の分子間相互作用(蛍光または蛍光偏光)
*酵素活性(発色基質など)
*医薬品などのハイスループットスクリーニング(上記各方法を応用)
光学的測定方法はハイスループット性が高く、特に近年ではかつて放射標識を用いて行っていた試験に代わり、発色や蛍光を用いて測定する方法が発展した(例えば放射免疫測定からELISAへ)。このため様々な実験・検査に必要不可欠なものとなっている。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マイクロプレートリーダー」の詳細全文を読む




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