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マイクロ精機(マイクロせいき) は、かつて存在したオーディオ機器メーカーである。 ==歴史== 1961年、長岡精機宝石工業(のちのナガオカ)に勤めていた小宮康策により設立。当初は時計や計測機器のメカ部分も生産していたが、1968年からはレコードプレーヤーと関連製品の生産に特化〔「会社ファイル プレーヤー専門メーカー マニア路線を一層強化 マイクロ精機」『日経産業新聞』昭和57年(1982年)2月4日付5面。〕、最盛期には月産1万3000台を生産していた〔『朝日新聞』(大阪)1991年7月1日付夕刊3面。〕。輸出も好調で、欧州では高級品メーカーとしてのブランドイメージを確立していた。1976年には70年前の蓄音機を復元した「フォノグラフ」を発売〔「マイクロ精機、復刻蓄音機」『日経産業新聞』昭和51年(1976年)6月11日付4面。〕、同年には家庭にある古い蓄音機の修理を引き受けると発表し〔「蓄音機 実費で直します マイクロ精機」『日経産業新聞』昭和51年(1976年)8月23日付4面。〕、話題を集めた。 1980年代にコンパクトディスクの普及が進むと、1986年にはCDプレーヤーも発売〔「'86経済始末記 こちらも一言 1 CDショック 主役奪われたLP関連業界 乗り換えた先も厳しい競争」『朝日新聞』1986年12月16日付8面。〕、アナログプレーヤーの分野では回転時にプラッターを空気で浮上させる機構やディスクを吸着させる機構の導入により振動を排除した高級機を発売していた〔『読売新聞』1996年7月8日付11面。〕。またプレーヤー開発で得た技術を生かし、産業技術分野にも進出、三菱製鋼と共同で開発した精密回転テーブル〔『日経産業新聞』昭和60年(1985年)6月26日付3面。〕、空気を使用した振動防止装置など〔『日経産業新聞』昭和60年(1985年)10月1日付11面。〕、精密機器の製造・検査用途向けの製品を発売していた。 2000年代以降も書類上は存続していたが、2015年1月にはみなし解散の登記がなされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マイクロ精機」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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