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マイトトキシン
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マイトトキシン
マイトトキシン (maitotoxin) は、海産毒素の一種。タンパク質やペプチドなどの高分子を除き、構造式が判明している最大の天然有機化合物。組成式はC164H256O68S2Na2、分子量は3422。海産毒素として最も毒性が強いと考えられている。他に分子量が大きく、毒性が強い毒素としてパリトキシン(分子量2681)がある。大阪大学大学院理学研究科の村田道雄らが1996年に構造を決定した。 化合物名は、物質発見の元となったサザナミハギの捕獲されたタヒチでの現地名「マイト」に由来する (maito+toxin)。 == 毒性 == 毒性の作用機序は、細胞膜に位置するカルシウムチャネルの透過を促進し、細胞内のカルシウムの濃度を引き上げることによると考えられている。このため、筋肉の異常収縮を起こす。マウスに対する急性毒性は腹腔内投与の場合、0.05μg/kg〔(腹腔内投与、LD50)で、フグ毒として有名なテトロドトキシンの約200倍の強さ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マイトトキシン」の詳細全文を読む
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