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マイマイ属 : ミニ英和和英辞書
マイマイ属[まいまいぞく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


マイマイ属 : ウィキペディア日本語版
マイマイ属[まいまいぞく]

マイマイ属(マイマイぞく)、学名 ''Euhadra'' はカタツムリの属の一つ。オナジマイマイ科の中で日本列島を中心に種分化したグループで、比較的大型の種類を含んでいる。模式種のミスジマイマイに因み「ミスジマイマイ属」と呼ぶ場合もある。

==特徴==
貝殻の大きさは殻径20mm程度のヤクシママイマイから65mmに達するアワマイマイまで、種類によって異なる。日本産カタツムリ類としては中形から大形で、最大種アワマイマイは「日本最大のカタツムリ」でもある(外来種のアフリカマイマイを除く)〔東正雄『原色日本陸産貝類図鑑』1995年 保育社 ISBN 9784586300617〕。殻の形は低い円錐形のものが多いが、円盤形に近いムラヤママイマイ、逆に螺塔が高く発達するハコネマイマイやオキマイマイなど例外もある。殻口は斜め下に開き、成貝では肥厚反転する。臍孔はよく開く。また殻が左巻きの種もいる。
主な分布域は北海道南西部(旭川-帯広以南)・本州四国九州とその周辺離島である。伊豆諸島では神津島以北、対馬海峡では対馬と韓国済州島、南西諸島ではトカラ列島宝島までだが、喜界島からトコヨマイマイという化石種が発見されている〔。中には限られた石灰岩地域や離島のみに生息する固有種もいる。
種や亜種の細かい同定には、他のカタツムリ類と同様に生殖器の形態が重要である。生息環境は種類によって地上性・樹上性が分かれる〔小菅貞男『ポケット図鑑 日本の貝』1994年 成美堂出版 ISBN 4415080480〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マイマイ属」の詳細全文を読む




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