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マウスユニット : ミニ英和和英辞書
マウスユニット
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


マウスユニット : ウィキペディア日本語版
マウスユニット

マウスユニット (MU) は、およびフグ等様々な毒素の影響量に対する単位。体重20グラムのマウスに毒性物質を腹腔投与した際、麻痺性貝毒では15分、下痢性貝毒では24時間、フグ毒では30分で死亡させる毒の量が1MUと定義されている。
なお、個人差や毒の種類などで違いはあるが、体重60kgのヒトの経口致死量はおよそ3000〜20000MUと考えられている。
==食品衛生法上の規制==
アサリカキホタテなどの本来は毒を持たない類も、有毒プランクトン(''Alexandrium''属など)の影響により毒化することがある。日本では1970年代後半に、貝毒による食中毒が多発したことから、これを防止するための水産庁通達「麻痺性貝毒に対する措置について」(1978年)で、市場流通品の貝に含まれる毒量の基準が設けられた。
2006年現在の食品衛生法では可食部1グラム中に含まれる麻痺性貝毒は4MU以下、下痢性貝毒は0.05MU以下と規定されており、この値を上回った場合は出荷の自主規制などの措置を行う。この規制により、近年は市場流通品の貝による貝毒の食中毒は発生していない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マウスユニット」の詳細全文を読む




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