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マウンテンボード(mountainboard)とは、スノーボード状のボードにゴムタイヤを備え陸上で滑走できるようにした用具、及びその用具を用いたスポーツのこと。 1990年代初頭に世界各地でスノーボードの魅力に取り付かれた人々が、夏でもスノーボードのようなスポーツが出来ないかと開発を始めたのが起源とされる。 ダート、芝生、アスファルトなど陸上の様々な場所で滑走できるように、スケートボードと比べると長いデッキと足を引っ掛けるバインディングやストラップ、そして大きなゴムタイヤが備えられていることが特徴である。 アメリカではコロラド州のスノーボーダー達が製作をはじめ、現在ではMBS社(Mountain Board Sports)として発展した。現在は企業としてグラビティーゲームス、コア・ツアーの参加や協賛、X-gamesでのデモンストレーションを開催するまでに成長した。同じ頃、日本でも同じきっかけでマウンテンボードの開発が始まっていた。 == 日本でのマウンテンボード == 日本では、1997年より当時のMBS社製品の輸入代理店によるプロモーション活動が功を奏しテレビ、雑誌等で取り上げられることが多くなり知名度が上がっていった。スノーボードが一般に知られてくるにしたがって、夏でもスノーボードが出来るといった宣伝が行われていた。この頃大量のマウンテンボード販売が行われ、多くのスキー場への納入、ショップへの卸、個人への販売が行われた。多くのスキー場でレンタルされているマウンテンボードやオークションなどで格安に入札されているマウンテンボードは1990年代後半に製造・販売されたものである。また、エクストリームスポーツという珍しいスポーツに対する注目もあり、多数の芸能人がマウンテンボードを楽しんでいる姿をテレビで見ることもあった。同時期にいつかの小規模なマウンテンボードメーカーや輸入代理店が興された。マウンテンバイクのブランドとして有名なマングース社製マウンテンボードもこのころから日本での販売が開始された。全国各地のスキー場でも滑走を許可する場所が多かった。愛称としてマウンテンボード、ATB(All Terrain Board)と呼ばれ、この頃に開設されたホームページの名称から「まんぼう」と呼ばれることもあったが、現在は「マウンテンボード」と呼ばれることが一般的になっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マウンテンボード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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