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マキロン : ミニ英和和英辞書
マキロン
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


マキロン : ウィキペディア日本語版
マキロン
マキロン(Makiron)は第一三共ヘルスケア(2007年3月までゼファーマ)が製造・販売する家庭用外傷消毒液の名称及び、殺菌消毒薬や鎮痒消炎薬のブランド名である。同社の登録商標(第1117486号ほか)。
1971年に山之内製薬(現・アステラス製薬)から発売され、それまで外傷消毒液として普及していたマーキュロクロム液(赤チン)に取って替わり、外傷消毒薬の代表製品として親しまれている。2006年に配合が見直され、主力商品の外傷消毒液は「マキロンs」として販売されている。
== 概要 ==
「マキロンs」は殺菌作用を有する逆性石鹸塩化ベンゼトニウム:en:Benzethonium chlorideを主成分とし、組織修復剤アラントイン)、抗ヒスタミン剤クロルフェニラミンマレイン酸塩)を配合した医薬品で、性状は無色透明の液体である。
従来の「マキロン」では殺菌成分と抗ヒスタミン剤に、局所麻酔薬ジブカイン塩酸塩)と血管収縮剤ナファゾリン塩酸塩)が配合されており、組織修復剤は配合されていなかった。
発売された1971年当時、家庭での外傷治療としてはマーキュロクロム液などで殺菌し、絆創膏などで保護して自然治療を待つのが一般的だったが、マーキュロクロム液は有機水銀を含み、患部に赤い色がつく欠点があった。そこでマキロンが発売され、「色がつかず、しみない消毒薬」(このほか麻酔消炎作用もあった)として一気に普及した。患部に直接ふれずに、洗い流したり、スプレーで消毒したりできる機能性も特徴だった〔赤チン超えたマキロン(男の浪漫伝説 Vol.92) | ドリームメール 〕。
当時は「赤チン」に対して「白チン」とも呼ばれることがあったが、現在ではそう呼ばれることは少ない。外傷消毒液の代名詞的な医薬品であって、他社から発売される似たような外傷消毒液(マッキンSなど)も「マキロン」と呼称されることが多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マキロン」の詳細全文を読む




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