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マクフィ : ウィキペディア日本語版
マクフィ

マクフィ (''Makfi'') は、イギリスで生産され、フランスで調教された競走馬。中団〜中団後方からの差し脚を武器にヨーロッパマイル戦線で活躍した。おもな勝ち鞍は2010年2000ギニージャック・ル・マロワ賞
== 経歴 ==

=== 競走馬時代 ===
生産牧場のシャドウェルスタッドは大オーナーブリーダーシェイク・ハムダンが所有する牧場だが、彼の所有馬とはならず、2009年10月にタタソールズのトレーニングセールに出されて26000ギニー〔当時の為替レートで約400万円。〕で購入された〔Makfi shocks big guns in 2,000 Guineas at Newmarket 〕。この経緯、そして平均取引価格の19333ギニーよりは高い落札額とはいえ欧米では有力馬はイヤリング(1歳馬)セールで取引されることを考えると、お世辞にも期待されていたとは言えなかった。馬主のマシュー・オッフェンスタットも1歳馬は高くて買えないためにこのトレーニングセールに参加しており、この馬への期待も「未勝利は勝てるかも」といった程度のものだった〔French Raider Makfi Upsets 2,000 Guineas 〕。
2歳時は一般戦のみ出走してこれに勝利。3歳時はデビュー戦から約4カ月後のジェベル賞で始動し、差し切り勝ちで重賞を初制覇する。このレースは仏2000ギニーのステップレースであるが、陣営は次走に英2000ギニーを選択。前年の2歳チャンピオンであるセントニコラスアビーが断然人気の中、9番人気と人気薄であったが、中団後方から伸びてG1競走初制覇を飾る〔父のドバウィにとっても産駒のG1初制覇。〕。続くセントジェームスパレスステークスでは喉の炎症を発症しており、直線でまったく伸びず、後方のまま7着と惨敗した。幸い症状は大したことなく、次走はジャック・ル・マロワ賞に決定。このレースの連覇とヨーロッパのG1勝利数新記録がかかっていたゴルディコヴァに大きな注目が集まっていたが、先に抜けだしたゴルディコヴァを中団後方から差し切ってG1競走2勝目を挙げた。このレースは祖父のドバイミレニアム、父のドバウィも制しており、同レースの父系3世代連続優勝となった。レース後、ブリーダーズカップ・マイルを引退レースとし、引退時にカタールの王族であるサーニー家に売却され、イギリスのツイーンヒルズスタッドで種牡馬として供用されることが決まった〔Makfi to Tweenhills upon retirement 〕。ブリーダーズカップ・マイルのステップレースにはクイーンエリザベス2世ステークスを選択。対戦成績1勝1敗のキャンフォードクリフスとの3歳トップマイラー対決が注目されたが、ライバルが回避したため、断然の1番人気に推される。しかしレースでは中団4番手から直線で伸びを欠き、逆に勝ったポエッツボイスら追い込み馬にかわされて5着に敗れた。その後、コンディションが整わないことを理由にブリーダーズカップ・マイルへの参戦を断念し、引退して種牡馬入りした〔English Group I Winner Makfi Retired 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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