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『大道徳学』〔『大道徳学』という伝統的な邦題は、ラテン語の題名である『Magna Moralia』(マグナ・モラリア)の直訳。ギリシャ語の題名である『Ηθικά Μεγάλα』(エーティカ・メガラ)を直訳すると、『大倫理学』になる。〕(、)とは、古代ギリシャの哲学者アリストテレスによって書かれたとされる〔真作性には異議もあり、決着は付いていない。『アリストテレス全集14』 岩波書店 pp389-415〕、倫理哲学書の1つ。 == 構成 == 全2巻から成る。 *第1巻 【Α巻】 - 全34章。 *第1章 - 序論。徳について。 *第2章 - 善の区分1。 *第3章 - 善の区分2。 *第4章 - 霊魂の徳。 *第5章 - 霊魂の有理的部分と無理的部分。その後者に生じる倫理的徳。 *第6章 - 倫理的徳と快楽・苦痛。「倫理的性格」(エートス)と「習慣」(エトス)。 *第7章 - 霊魂の内における「情意」「能力」「状態」と中庸。 *第8章 - 中庸2。 *第9章 - 中庸3。 *第10章 - 自然物における始原的性質と生成。 *第11章 - 人間における始原的性質と生成。 *第12章 - 随意性・自発性。欲求(欲望・激情・願望)の内、欲望についての検討。 *第13章 - 前章の続き。激情と願望についての検討。 *第14章 - 強制について。 *第15章 - 必然について。 *第16章 - 随意性・自発性と思惟の同伴。 *第17章 - 選択について。 *第18章 - 徳と目的・手段。 *第19章 - 徳の目的と美・行動。 *第20章 - 勇敢。 *第21章 - 節制。 *第22章 - 温和。 *第23章 - 鷹揚1。 *第24章 - 鷹揚2。 *第25章 - 矜持。 *第26章 - 豪壮。 *第27章 - 義憤。 *第28章 - 厳正。 *第29章 - 廉恥。 *第30章 - 頓知。 *第31章 - 親愛。 *第32章 - 真実。 *第33章 - 正義。 *第34章 - 正理。 *第2巻【Β巻】 - 全17章。 *第1章 - 衡平。 *第2章 - 良識。 *第3章 - 良思量。 *第4章 - 自制と無自制。霊魂に生じる三悪としての悪徳・無自制・獣性。 *第5章 - 度を越した悪徳としての獣性。 *第6章 - 自制・無自制についての詳論。 *第7章 - 快楽。 *第8章 - 幸運。 *第9章 - 善美。 *第10章 - 霊魂の無理的部分(情意)と思量的部分(理性)。幸福と活動。 *第11章 - 親愛1。 *第12章 - 親愛2。 *第13章 - 自愛1。 *第14章 - 自愛2。 *第15章 - 自足。 *第16章 - 親友1。 *第17章 - 親友2。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大道徳学」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Magna Moralia 」があります。 スポンサード リンク
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