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マコンデ美術館(マコンデびじゅつかん)は、三重県伊勢市二見町松下にある美術館。マコンデ彫刻を専門とする世界初の美術館であり〔篠原(1993):36ページ〕、館長の水野恒男がおよそ20年かけて収集してきた約2,000点の作品を入れ替えながら展示している〔伊勢志摩国立公園指定50周年記念事業実行委員会 編(1997):99ページ〕。 タンザニアとモザンビークの国境地帯に暮らすマコンデ族は、伝統的に黒檀彫刻の制作で知られ、彼らによる作品を中心に収蔵している〔。これらに加え、ティンガティンガの絵画(ペイント画・ドローイング・バティック)も数多く収蔵・展示し、民族楽器や民具などの展示もある〔。 == 美術館概要 == 法的には博物館法の適用を受けない「博物館類似施設」であるが、三重県博物館協会の会員である〔三重県(2008):4ページ〕。建物は鉄骨構造で、地上2階地下1階建て、敷地面積は700坪(約2,314m2)〔秋山(2006):28ページ〕。外壁と内壁はともに白で、彫刻の黒が映えるように工夫され〔新人物往来社 編(1994):142ページ〕、館内ではが流れている〔。 収蔵作品であるマコンデ族の作る黒檀彫刻は、電動工具を一切使わず、素材を釿(ちょうな)で粗彫りした後、のみ・やすり・ガラス片を用いて仕上げるため、人物を彫った作品は血の通った柔らかさを有する〔新人物往来社 編(1994):142 - 143ページ〕。展示品の3分の2以上は来館者が手を触れて作品を鑑賞することが許されており、視覚障害者からも評価されている〔"鳥羽は「バリアフリー」(元気あるく)"朝日新聞2003年11月28日付朝刊、名古屋本社版31ページ〕。なお展示される作品名は、館長が付けたものである〔。 作品展示のみならず、売店も併設している〔。アクセサリーなどが販売されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マコンデ美術館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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