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マサバ : ウィキペディア日本語版
マサバ

マサバ(真鯖、、学名 ''Scomber japonicus'' )は、スズキ目・サバ科に分類されるの一種。全世界の亜熱帯温帯海域に分布する海水魚である。
日本では食用魚として重要で、近縁のゴマサバグルクマ等と共に「サバ」と総称されるが、単にサバと言った場合は本種を指すことが多い。地方名としてホンサバ(各地)、ヒラサバ(静岡・高知)、ヒラス(長崎)、タックリ(鹿児島)、サワなどもある。
== 特徴 ==
成魚は全長50cmほどになる。体は前後に細長い紡錘形で、短い吻が前方に尖り、横断面は楕円形である。各鰭は体に対して小さい。は細かく、側線鱗数は210-220枚ほどに達する。背面は青緑色の地にサバ類独特の黒い曲線模様が多数走り、側線より下の腹面は無地の銀白色をしている。
同属のゴマサバは、腹面に小黒点が散在すること、体の横断面が円形に近いことで区別できる。他にも第1背鰭の棘条数(マサバ10以下・ゴマサバ11以上)、背鰭の軟条数(マサバ16以下・ゴマサバ17以上)などの相違点がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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