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FISM(フィズム、,)は、世界各国の団体が加盟する、マジックにおける世界最大規模の連合体である。FISMの統一された日本語訳はなく、奇術師団体国際連合〔 - FISMの窓口である日本奇術協会前会長・北見マキのサイト〕、国際マジック団体連合〔 - FISMの加盟団体であるJCMAのサイト〕、マジック協会国際連合などと訳されることもあるが、FISMが一般的である。3年に1度開催される「FISMマジック世界大会」をFISMということもある。 == 概要 == 1937年にフランスのジュール・ドッテルが提唱し、世界規模でのマジック団体の交流をめざして企画された案は、第二次世界大戦の影響で立ち消えとなったが、大戦後の1948年にスイス・ローザンヌで設立された。現在では43カ国、83の団体が加盟し、FISMに含まれるマジシャンは全世界で50,000人を超える。FISMは法的に団体としては世界中どの国にも登録されておらず、歴史的側面からスイスでの登録に向けて活動している。 2005年FISM事務局長E.エスウィンより「FISMの将来について」〔 - 中部奇術連合会のサイト〕と題する文書が各国マジック団体代表者に向けて発表された。それによると、「FISMはマジック芸術の促進のための先導的なグローバルな基盤と位置づけられるべき」とされ、「世界中で先導的なプロマジックの機関へと発展するために、今後の活動やシステムについて整備」されようとしている。FISMがヨーロッパを中心とした組織から脱皮し、国際的に認知されるために、世界をアフリカ、アジア、ヨーロッパ、中南米、北米、オセアニアの6つの大陸組織に分け、これらを国際的FISMの下部組織とする構想が進められている。 FISMの基本理念は、国によって異なるマジック文化やマジシャンの交流、コンテストの運営であり、これらを行うFISMの世界大会および総会が3年に1度開催されている(FISM-World Championship of Magic(FISM-WCM)、 FISMマジック世界大会)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「FISM」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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