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『魔法戦隊マジレンジャー』(まほうせんたいマジレンジャー)は、2005年(平成17年)2月13日から2006年(平成18年)2月12日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜7:30 - 8:00(JST)に全49話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。 == 概要 == モチーフは「魔法」であり、副題の『Divine! Adventurous! Courageous! It`s just Magic.』(神秘!冒険!勇気!それは魔法)に示されるように、人間の勇気が魔法をもたらすというテーマの下で物語が展開される。変身アイテムは携帯電話から変形する「魔法のステッキ」、スーツの衣装には『ジャッカー電撃隊』以来となるマントが採用され、『アラジンと魔法のランプ』や『かえるの王さま』など、魔法が登場する童話を下敷きにした話も存在する。雑誌「宇宙船」では『ハリー・ポッターシリーズ』や『スター・ウォーズ・シリーズ』からの影響も指摘している。 本作品は、『地球戦隊ファイブマン』、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』に続いてシリーズ3作目となる「5人兄妹戦隊」である。レッドが長兄であった過去の2作品に対し、本作品では初めてレッドを末っ子に設定しており、設定上の年齢、演じる橋本淳の年齢、ともにシリーズ最年少のレッドであった。また、過去の兄妹戦隊と違って兄妹の父と母も準レギュラーメンバーとして変身を行ない、追加メンバーが物語終盤で兄妹の一人と結婚するなど、最終的には8人のメンバーによる「家族戦隊」が描かれた。この設定について東映のプロデューサー・塚田英明は、「5人の強い絆を描いた作品にしようという意図があり、それゆえ5人兄妹の設定を与えた」と語っている。メインライターの前川淳は兄弟の結びつきを重視し、ストーリーでは兄弟を二人ずつの関わりを描くことでより兄弟らしさを出すことを意識している。 戦隊シリーズ定番の巨大ロボに当たる存在・マジマジンは、5人自身が魔法で変身した巨大戦士となっており、変身後のマジレンジャーを演じるスーツアクターたちが、巨大化後もそれぞれ対応するマジマジンを演じている。マジマジンは個々のサイズ設定が極端に異なり、最大のマジタウロスは最小のマジフェアリーの2倍以上の大きさを持つため、着ぐるみが同時に登場する際は合成やCG処理を用いた。また、敵勢力にも準レギュラー登場の合体ロボ・ウルカイザーが配備されており、敵勢力のロボとしてはシリーズで初めて商品化された。 アクション面ではワイヤークションを多用した「サーカスアクション」を番組のセールスポイントの一つとしている〔。 オープニング映像の一部はニュージーランドで撮影されており、これがシリーズとしては初の海外ロケとなった。ニュージーランドでは『パワーレンジャー』シリーズの撮影が行われており、本作品のロケも坂本浩一ら『パワーレンジャー』のチームが担当している。 次作『轟轟戦隊ボウケンジャー』にてハイビジョン放送に移行したのに伴い、本作品は戦隊シリーズ最後の非ハイビジョン放送作品でもある。 一部雑誌記事などにおいては、ストーリーをStage1 - 18までが第1部、Stage19 - 34までが第2部、Stage35 - Final Stage(最終回)までが第3部とする3部構成と紹介している〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「魔法戦隊マジレンジャー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mahou Sentai Magiranger 」があります。 スポンサード リンク
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