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『マジンガーZ』(マジンガーゼット)は、永井豪の漫画作品の題名、左記と原作者を共にする東映動画(現・東映アニメーション)制作のテレビアニメ作品および桜多吾作によるコミカライズ作品の題名、またこれら3作品で描かれる主役の巨大ロボットの名称。本項では原作者の漫画とテレビアニメーション、および後世影響等について述べる。桜多吾作によるコミカライズ版については作者の項を参照。 == 作品概要 == 巨大な人型ロボットに主人公が乗り込み操縦するという、「巨大ロボットアニメ」と呼ばれる分野に分類される初めての作品〔ここでの「巨大ロボットアニメ」は「人間が搭乗して操縦するロボット」という意味である。「外部から遠隔操作」を含めれば月刊『少年』1956年7月号別冊付録に掲載された『鉄人28号』が最初。本作よりも少し早く1972年(昭和47年)10月4日から人間が巨大ロボットと融合して闘うアニメ『アストロガンガー』が放送されている。ただし主役のヒーローとなるロボットでなく、悪役の「怪ロボット」には有人操縦のものが過去にも存在する(1952年に映画祭で公開、1953年に一般公開されたフランス映画『やぶにらみの暴君』の灯台様ロボット、昭和33年(1958年)の東真一郎の貸本漫画『怪獣ラバン』に登場するラバン17号、及び『怪獣ラバン』を焼き直して昭和41年(1966年)5月22日~7月3日に週刊少年マガジンに連載された『墓場の鬼太郎』の『大海獣』に登場した鉄の大海獣や紙芝居『黄金バット』の『怪タンク』等。永井が愛読したという「鉄腕アトム」の「火星探検」(1954年)にも、目測3~4mほどの人が乗り込む戦闘ロボット兵器が登場する)。〕である。 TV放映は2年近い長期放映となり、続編の『グレートマジンガー』『UFOロボ グレンダイザー』と合わせると4年を越える長期シリーズとなった。永井は本来はシリーズとしては2部、もしくは3部作として構想されており、完結編にはゴッドマジンガー〔永井豪はグレートマジンガーの時点で使用したかったが見送られた。〕を冠させる予定であったと、文庫版マジンガーZのインタビューなどで語っている。 アニメの方は日本で視聴率が最高30%を超える大ヒットを果たした後、日本以外でも放映され、視聴率80%を稼いだスペインやイタリアなどヨーロッパを初めとして世界各国で人気を博している。スペインにはマジンガーZの像 がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マジンガーZ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mazinger Z 」があります。 スポンサード リンク
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