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マスターエース : ミニ英和和英辞書
マスターエース[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

マスターエース ( リダイレクト:トヨタ・マスターエース ) : ウィキペディア日本語版
トヨタ・マスターエース[ちょうおん]

マスターエース(英:''MASTERACE'' )は、トヨタ自動車がかつて販売していたキャブオーバー型のワンボックスカーである。
北米向けの「Toyota Van」を日本国内向けとしたもので、正式名称は「マスターエースサーフ(英:''MASTERACE SURF'' )」であった。
それまで大衆車カローラ)ベースのワンボックスワゴンを持たなかったトヨタ店の専売車種として企画され、乗用登録のみの設定で、バンの設定がないなど、やや上級の位置づけとされた。見た目以外のハードウェアは、カローラ店で販売されるタウンエース、OEM車のダイハツデルタワイドワゴンとまったく同一の三つ子車であったが、後にこの流れは2014年10月に登場した「エスクァイア」(先発:ノアヴォクシー)にも引き継がれている。
== 歴史 ==

* 1982年11月、登場。
: 姉妹車のタウンエース/デルタワイドワゴンとの相違は、角形4灯式のヘッドランプと、大型バンパー程度である。フロント周りのデザイン自体、ダンパーを内蔵した「5マイルバンパー」を含め、もともとは北米の衝突安全基準に合わせたものであるが、日本国内専用となるマスターエースサーフでは、バンパー内部の衝撃吸収装置はすべて省略されている。
: エンジンは新世代商用エンジンの2Y-U型(1800cc :キャブレータ)で、4速ATも設定された。ディーゼルエンジンは、カローラ系の1C型(1800cc)である。ディーゼル車と、ガソリン車のATは同じもので、最終減速比のみを変更している。北米向けのTOYOTA VANには、2200ccの4Y-EUが搭載された。
: 最上級のグランドサルーンを筆頭に、ツーリングサルーン、スーパーツーリング、カタリナパッケージ、ツーリング、DXの6グレードが設定されていた。
* 1984年2月、グランドサルーン、ツーリングサルーンに3Y-EU型(2000cc:EFI)の設定が追加になる。
* 1985年8月、ライトエースのモデルチェンジに合わせ、タウンエース/デルタワイドワゴンと共に内外装の変更を主体にしたマイナーチェンジ。
: 4WDターボディーゼルを追加。また、ビジネス向け5ナンバーのSW(スイッチワゴン。バン内装の乗用登録車で、5/6人乗り。)を新設定。ツーリングサルーンとカタリナパッケージはカタログ落ち。
* 1988年8月、マイナーチェンジ。
: 同時にタウンエースも内外装の大幅変更がなされており、マスターエースサーフとの見た目の違いはほとんどなくなっている。
: このマイナーチェンジでは、同クラスながら高級志向とされていた日産・バネットラルゴに対抗する役割が強化され、上質に見える内装と多くの標準装備が与えられ、競争力の向上が図られている。ツーリング、スーパーツーリングでは、セカンドシートが2名 + 補助席から3人がけの回転対座シートに変更されたほか、TEMSが設定された。
* 1992年1月、三つ子車のうち、マスターエースサーフのみが生産を終了。同時に行なわれたマイナーチェンジにて、トヨタオート店で販売されるライトエースの車格が上がり、タウンエースとの双子車となった。
: なお、トヨタ店における後継車種として、エスティマエミーナが発表されている。
<補足>
* 2014年10月、5ナンバーサイズのプレミアム・ミニバンとしてエスクァイアが発表・発売された。本車は乗用タウンエース/ライトエースの末裔であるノア/ヴォクシーの上級兄弟車としての位置づけであるため、マスターエースのポジションと一致する。よって「タウンエース3兄弟」の構図が22年越しに復活といえる(型式名も本車系の"R"を引き継いでいる)。
トヨタ店としてはエスティマ・エミーナ以来となる5ナンバーのワンボックス型ミニバンのラインナップが復活した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トヨタ・マスターエース」の詳細全文を読む




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